【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

2015-01-01から1年間の記事一覧

勝利をもぎ取った事実と、120分の代償 (天皇杯3回戦・大分戦 総括)

今どき、J1はもちろん、ナビスコ予選も全試合が放送されます。そんなことは当たり前です。 ただ天皇杯だけは別。1〜3回戦については、運良く放送カードに選ばれなければ、ハイライト番組を待つしかありません。 ところが近年の仕組みでは、J1クラブは2回戦、…

意味が重いターンオーバー、勝ち続けなきゃならない(天皇杯3回戦・大分戦 展望)

[大分合同新聞](http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/10/14/004218602)によれば、今季にトップ昇格した選手、二種登録した選手を含めて、大幅にスタメンを入れ替えるのだそうです。 とは言え、U-19の代表として出場した選手が3人含まれており、将来…

紙一重! トーナメントって本当に難しい (天皇杯2回戦・滋賀戦 総括)

滋賀が、マリノスに一泡吹かせるための方法は、遮二無二守りを固めてPK戦を狙うわけでもなく、ハイテンションとカミカゼプレスで勝ち越し17分で逃げ切るというものでもありませんでした。 奇をてらうのではなく、自分たちの全力でぶつかることが、今後の滋賀…

藤本淳吾を魅せつけるしかない (天皇杯2回戦・滋賀戦、再開試合)

試合はリスタートです。滋賀サイドのゴールキックから始まるという変則な試合。AT合わせ、20分で終わるのか、はたまた長引くのか。 予想不可能な試合展開であえて、キーマンを選ぶなら、リスタートではなくスタートとなる男。 怪我の齋藤学に代わって「先発…

天皇杯再開試合の大事なことおさらい

73分16秒からの試合再開。水をさされた天皇杯2回戦、滋賀県代表のMIOびわこ滋賀との一戦が10月11日に再び迫ってきました。 日程調整にだいぶ手こずり、あの豪雨の中断から36日後にして、ようやく白黒をはっきりつける時です。しかもニッパツ三ツ沢から日産ス…

次節、500試合出場達成の凄みとは

名古屋の楢崎正剛がJ1 600試合出場という金字塔を打ち立てました。95年8月に19歳で初出場を果たして以来、21季目のとてつもない記録です。ぶっちぎりの前人未到。 そのJ1通算出場ランキングベスト10を見ると、 楢崎正剛 600 伊東輝悦 517 山田暢久 501 中澤…

素朴なヒーローインタビューがかくも眩しい理由 (仙台戦 総括)

俊輔が持った。それなのに、寄せが来ない。フリーなことを確認する余裕があった上で、左足で押し出すようにボールを蹴り出しました。 ボールの模様までもが見えます。はっきりと分かる無回転。慌てた六反勇治は、どうにか弾くのが精一杯でした。 しかし弾い…

中村俊輔、J1直接フリーキック、全20ゴールまとめ (2015/10/3更新)

20号到達ということで、2年ぶりに更新しました。 保存する価値のある記録です。手入力のため、誤字などはご容赦を。 1, 1997/5/3 1st第6節 2-4 平塚 86分 小島伸幸 三ツ沢 2, 1998/9/19 2nd 6節 2-3 C大阪 36分 下川誠吾 三ツ沢 3, 1998/9/26 2nd 8節 3-0 福…

次の標的は杜の都の新守護神。我らが日本代表GKキラーの左足は?(仙台戦 展望)

7月の万博。東口順昭。 8月の日産。西川周作。 反則のような、いやPKのような左足の前に、成す術もありませんでした。 いずれも当代きっての、自分のクラブだけでなく、我が国のゴールマウスを託されし名門番です。 ベルギーで大量失点した正守護神が失職…

新卒入団の多い年。「そこじゃない感」というけれど

新卒選手の入団は2〜3名が相場なんですね。最近の例をまとめてみました。大は大学生、ユはユースおよび高校生です。 09 大:渡邊 ユ:齋藤、端戸 10 大:松本怜 11 大:森谷、武田 ユ:小野、松本翔 12 大:比嘉 ユ:鈴木、熊谷 13 大:佐藤 ユ:喜田 14 大…

アデミウソン、残留シナリオ

今や日常風景になってしまった、ラフィーニャのケガから今季は始まりました。さらには俊輔の手術。 新生マリノスの船出は暗雲、視界ゼロのような状況でした。 そのムードを一変させた、アデミウソンの加入でした。ブラジル、アンダー代表の背番号10。名門サ…

これなら、やはりまた行きたい。演出やマナーに感心した

試合前のウォーミングアップ中に、ちょっとした応援合戦がありました。 両チームに、同じメロディのチャントがあったことが原因です。同じ曲がいろんなチームで採用されているため、こうしたことは珍しくありません。 マリノスは「世界の果てまで」。アウェ…

夢の終わり (湘南戦 総括)

今年、この表現を使うのは、これが何度目でしょうか。 「勝ち点2を失った」「勝利が相応しい内容だった」。喜べない引き分けが多すぎます。 1−1のドロー。湘南は、率直に言って、確実に勝っておかなければならない相手。 いや、相手のレベルどうこうより…

連勝街道を突き進め (湘南戦 展望)

2年ぶりの平塚・BMWスタジアムが楽しみです。 あの公園、あのグルメ、あの選手紹介。秋元も藤田もいるんですよね。去年はアンドリューもいたわけですし、遠藤航はマリノス下部組織出身ということで、やはり身近な存在。 その湘南ベルマーレ。2010年、13年に…

「真のフォワード」はどこにいる?どう奪う?

当たり負けない体。そこに、闘争心とスピード。富樫敬真は自分がプロレベルにあることを示しました。 これが火事場のバカ力ではなく、継続できるかというのはまだ分かりませんが、今後の成長に大きな期待を抱かせるものでした。 どこのサポーターにもツボが…

シンデレラストーリー! 富樫のデビュー戦、衝撃弾でトリコロールはまだ上へ行くぞ

1分前。ケイマンこと、富樫敬真が歓喜のネットを揺らす、ほんの1分前から話を始めた方がいいでしょう。 ともすれば、このシーンを前田遼一にものにされていたら、試合結果はまったく逆のものになっていたから。 リフレクションのボールをうまく拾って、中…

年間3位を、圧倒せよ。それが唯一の道なり。(FC東京戦 展望)

ステージ王者か、年間3位以内か。どちらを目指したって、もうとっくに厳しい。 年間3位のFC東京との差は12ポイントなので、今日勝ったとしても、残り6試合で9ポイント差。 2ndステージ首位の広島とも9ポイント差。厳しいというのはそういう意味です。 …

非日常の空間演出。それだけでも価値があると思うの。

マリノスと話は関係ありませんが、私、来年2月の東京マラソンに当選しました! 難関11倍もなんのそのの強運です。3月の横浜マラソンが本命でしたが、もし両方当選したらどうしようなどと要らぬ心配をしています。 当日のウェアはマリノス10番のユニフォーム…

「欧州CLを観戦したこと?ない。プレーしたことしかない」凄すぎでしょ!

サッカーファンなら憧れの舞台が欧州チャンピオンズリーグ。クラブの覇をかけての戦いは、まさに世界最高峰。世界中の腕利きのプレーヤーたちが集まる欧州の中でも、ほんの一握りの特別な選手しか立つことの許されない舞台です。 その中でも主役は、やはりス…

俊輔の交代は限界であり、終わりでした (新潟戦 総括)

新潟は、縦への速い突破に手を焼き、警告を重ねたました。伊藤翔が、倒れたその場所を、「来た!中村俊輔ゾーン」と、玉乃淳は叫びました。 そのゾーンから放たれたキック。7月に万博で、8月に日産でねじ込んだキックよ、三たびの歓喜をもたらせ。決まっても…

レオシルバ対中村俊輔? その図式は嫌なんだよなぁ (新潟戦 展望)

古巣への恩返しを誓う三門雄大「確かにビッグスワンでマリノスに負けた記憶はない(苦笑)」って言うとる場合か! それもそのはず、7年間で勝利なし。 連勝ストッパー、デンカスタジアム。2013年には破竹の開幕6連勝の勢いを持ってしても、見事に敗れてしまい…

J1ベストゴール賞?2カ月連続?それがどうした、彼は天才だ

齋藤学が月間MVPを受賞しました。やはり4戦全勝ってすごいすね。受賞の決め手は、フル出場と、3得点2アシストという数字面での貢献のようです。 嬉しいからもう一度言います。月間MVP。よっ、立役者。17位から6位への躍進! そう、まだ6位なんですよね。鹿島…

好事魔多し…。4連勝の立役者が長期離脱

豪雨中断した天皇杯2回戦の再開試合がまだ決まりません。やり直しではなく、中断した後半途中から再開するという形式は決まったものの、日程、場所が発表されない事態が続いています。 難点はMIOびわこ滋賀が、再度遠征しなければならないということ。移動費…

天皇杯 試合中止の代替案はきょう発表

前々回のチャンピオンにして、前回はJ2チームに屠られた。歓喜の元日から1年半余りが経過しました。 言ってしまえば、割と最近なのに完全に過去の栄光。で、また下のカテゴリーのチームに足をすくわれかけて、なんとか同点に追いついたところで豪雨。よもや…

好評第二弾。マリノス初体験から、初勝利へ!もうトリコロールの虜!…かもしれない

[5月のガンバ戦で、一見さんをエスコートした記事](http://sp.plus-blog.sportsnavi.com/vaphoon/article/570)が手前味噌ですが好評を博しました。 何度か聞かれました。あの親子はその後どうなったのか。またスタジアムに来てくれそうなのかと。息子の幼稚…

浦和サイドから、この敗戦の謎を解こうとしたが。

潔いのか、なんなのか。柏木陽介のコメントは「気持ちがいいくらいの完敗」。ペトロヴィッチ監督は「我々に振り返る必要はあまりない。それくらい差があったし、マリノスが強かった」。 もし本当に、マリノスがめちゃんこ強いなら、その結論でも結構ですが、…

この試合を「年間ベストゲーム」で終わらせない (浦和戦 4-0 総括)

どんな美辞麗句を並べても、あのフリーキックと、それが決まった瞬間のスタンドを描写することは無理です。 言えることは、少なくとも日本においてあんなキックを打てる選手を探すのは無理であり、単なる貴重な先制点ではなく、浦和の戦意を根元から折るのに…

また夏が終わる。次の季節に一縷の望みをつなげ (浦和戦 展望)

蒸し暑さから肌寒さへ。もう目まぐるしく季節がうつろっていきます。そのスピードはあたかも、マリノスと浦和レッズの攻守の切り替えが如くです。 高校野球が花盛りの頃には、灼熱の甲子園球場で、今はもう長袖ですよ。秋雨前線の影響でしょうか、関東地方は…

ベアスタもまた趣のあるスタジアムでした

更新をサボって旬を過ぎた原稿ですが、備忘録程度に。 ーーーーーーーーーー たまたま、たまたまなんです。 祖母の1周忌を、年に一度のマリノスの九州アウェイに重ねたわけではありません。 法事のついでに、たまたま開催されていたJリーグを見に行ったので…

インタビュアーはちゃんとしないとね。前哨戦は俊さんの勝利でOK?

なんじゃ、その取り合わせは。よりによって相手が国民的アイドルの槙野かよ。というのもあって、全く楽しみではなかったのですが。 鳥栖戦での俊輔の奮戦もあって一気に楽しみ度が上がったとはいえ、やべっちFCの俊輔と槙野の対談コーナーは、事前の低ーい期…