7月の万博。東口順昭。
8月の日産。西川周作。
反則のような、いやPKのような左足の前に、成す術もありませんでした。
いずれも当代きっての、自分のクラブだけでなく、我が国のゴールマウスを託されし名門番です。
ベルギーで大量失点した正守護神が失職してからというもの、上記の2人の次に名前を連ねているのが、私たちにはお馴染みの六反勇次。代表メンバーに定着しつつあるというのは素晴らしいこと。権田に3番手争いで追いついたか、どうか。
仙台の試合はハイライトで見るだけなので、六反がゴールを割られるシーンを多く見ているのは確かです。その陰にある、たくさんの好プレー、危機を未然に防いだプレーもあるのでしょうが、私がそれを見ることはありません。
ここ数試合、新潟、名古屋、湘南、山形との対戦では4試合で3失点。大崩れはしていません。それも六反の成果と言えるでしょう。
その六反、仙台のスタメンに定着する1つのきっかけになったのは、このユアスタでのナビスコ杯予選、マリノス戦だったと言えましょう。この試合で、六反は伊藤翔のPKストップを含め、虎の子の1点を守りきる完封勝利によって、自らの力を示したわけです。
あれから代表に駆け上った六反の前に、昨年までにシュート練習、フリーキック練習で何百、何千回と対峙した中村俊輔が立ちはだかります。
日本のゴールマウスを守る覚悟はあるか。その資格は本当にあるか。
俊輔のフリーキックを止められるか、どうかが、その1つの指標になるといったら言い過ぎでしょうか。
2列目に天野純が入りますが、齋藤学の欠場は単純に考えれば突破力が減。仙台の辛抱強い守りには手を焼きそうです。
ハモンロペスに加えてウイルソンが途中で出てくると、その2トップは厄介。
するとやはり、うまくファールをもらって、俊輔がズドン・・・。
あとは、ついに背番号9が秘密兵器のヴェールを脱ぐときが来たのか。
富樫に初得点の先を越されたことで、本気を出す日が来たのか。
彼のように終了近くになって出場の機会を得たら、思い切り暴れてほしいと思います。
今日はテレビの前から声援を送ります。
生でフリーキックを見られる人、やっぱり羨ましいな!!
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