新年明けましておめでとうございます。
穏やかな正月、弊ブログも5月で5年目となります。細々と続けてまいりましたが、存続の危機に陥っています。
いったいこのブログはどこへ向かうのか。はっきり言えばそれは私にも分かりません。
報道通りの移籍が発表されたら、もう自己矛盾の塊のようなタイトルは、おそらく甘い思い出とともに散るしかありますまい。
ですから元日の決勝の行方がどうであっても、我が家で繰り広げられた真剣かつ深刻な話し合いからすれば、我が家にとっては取るに足らない小事であったわけです。
前向きな一家離散のような、我が家の話し合いで決まった事を、ここに記しておきたいと思います。
未だに公式発表がない以上、中村俊輔をはじめとする複数の選手の移籍話が前提になるのは避けたいのですが、仮に本当に噂通りだとすると(まあ、1月4日にはいろいろ発表されると思いますが)我々はどうするかということです。
今回のような大騒動が、またサポーターとは何か、クラブとは何かを考えさせてくれるいいキッカケになるのだなあと感心します。
まず大前提として、反応にはいくつかのパターンがあります。
本当にマリノスが好きなサポーターからすれば、「俺は、誰であろうとトリコロールを身にまとう選手を応援するし、誰であろうと出て行く選手は知らん」という反応になります。そのうえで、可愛さ余って憎さ100倍になるのか、俊輔これまで夢をありがとうとなるのかは、その人の感じ方次第。
応援する選手をがらりと変えて、順応するというのもありかもしれません。背番号10のユニフォームを毎年買ってきた我が家からすると、ネンチケ問題とともに、ユニフォーム問題もあるわけです。
一方で極端に選手に偏った応援をしていれば、こうした場合の戸惑いは大きく、その選手とともに応援するクラブも移籍するということになるのでしょう。
どのパターンが正しくて、どれが悪いということはないかと思います。
ただ、どのパターンであっても、本ブログ閉鎖はもう避けられないという思いです。
我が家の見通しは以下の通りです。
・移籍発表が落ち着いた段階で年間チケットの更新を行う
・ネンチケの枚数は2枚のままだが、大人自由席2枚から大人1枚、小・中学生1枚に変更する
(子供の分が増えるはずだったので、事実上1枚減ということになります)
・私(父)と息子は、今年もホームは全出席を目指す
・妻は様子見。マリノスを応援する気持ちは変わらないが、アウェイ遠征には消極的。
俊輔の処遇については、関東圏でのジュビロの試合を見に行って、何を感じるかによって今後を検討。
・ヤマハにも一回は行きたいらしい。ただし本当に俊輔は稼働するのか?
・ユニフォームどうするかは、番号をいれずに買ってはどうかと主張する私と、新体制発表会を待てという妻。
俊輔を高校時代から見続けてきたために、俊輔のいないマリノスが考えられない妻。(欧州在籍時代は、Jリーグから離れていましたし。
マリノスを通じて、チームをサポートする喜びと悲しみを知った私。
んー、俊輔は再来年またマリノスに帰ってくるのかと聞く息子。
同じチームを応援するというのは何かのご縁だと思います。
当然、弊ブログをご覧いただいている中で一番多いのはマリノスサポーターのはずであり、多くの方と巡り合えたのもこのブログがきっかけでした。そうした仲間との繋がりはか弱いようであり、マリノスと私を繋ぎ止めてくれています。スタジアムでまたあの人たちと会いたい、一緒に応援したい、その思いが今の私には強くあります。
マリノスのために中村俊輔が存在しているわけではないように、
私も中村俊輔のためだけに応援しているわけではないと感じます。
ただし、「おれたちは俊輔と優勝したい」という、あの史上に残る横断幕がもうかなわないということへの寂しさが消えることはなく、一つの時代が終わったことは間違いありません。
本当に楽しかった。こんなに楽しいサポーターライフを生み出してくれたのは間違いなく中村俊輔というたった一人のフットボーラーのおかげです。
そのことにただただ感謝。
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