また、ケガ人が増えてきましたなあ。
俊輔の再離脱は既報の通りだが、奈良輪雄太、栗原勇蔵はもう少し復帰までかかりそう。
ボランチ、喜田拓也の体調不良は回復して、間に合うだろうか。今のエリクマリノスにおいては、けっこう重要なパーツ。
加えて、伊藤翔と矢島卓郎の別メニュー、プール調整が伝えられた。普通に考えれば彼らは名古屋戦には出られないのだろう。期待はラフィーニャと齋藤学にのしかかり、端戸仁のベンチ入りもあるか。
もうね、ケガばっかりは。困る、困る。正直、俊輔のように復帰からまた離脱というのは、見ている我々にも堪える。誠に精神修行だなあ。
度々引き合いに出して恐縮だが、2013年シーズンは、シーズンの最後の最後にフィールドプレーヤーが全員揃って練習したこともあったかな。樋口監督がこの時期にケガ人がいないことがまず素晴らしいと言っていたっけ。当時は優勝争いで、それどころじゃなかったけど、今なら、もう少しその言葉の重みが分かるなぁ。遠い目。
下を見たらキリがないが、古今東西にはケガ人が出過ぎて、ベンチ入りメンバーが不足してしまったケースや、急遽ユース世代のメンバーを引っ張り出したことだってある。
それに比べれば。ケガ人とエリク監督の入れ替え作戦のおかげで、スタメンが、まるで読めない。
とにかく、丈夫な選手にとっては大チャンスであり、やるしかないのである。
もう一つ、5日、6日でやっておきたいことは、ACLでのG大阪と鹿島の突破祈願だ。
まず一点目に、Jリーグ勢がACLで不振だとリーグ全体のレベルが疑われる。ヤフーのトップで叩かれ、普段サッカーを見ない人にも必要以上にJリーグが叩かれるのは忍びない。
次に、日程面で存分にACLの影響を受けて欲しいというヨコシマな願望がある。
特にG大阪が2位突破の場合は決勝トーナメントで広州恒大と5/27(水)にアウェイで対戦した上で、土曜に日産に来るというなかなかの強行スケジュールとなる。可能性は少ないが、首位突破の場合は鹿島と万博で試合した上での試合というのもありえる。
いずれにしても敗退だけは避けて欲しい。大きなお世話であり、トゲのある言い方で申し訳ないが、Jリーグでは無敗の首位だかで、ACLでは一勝もできないチームが叩かれている。あのチームは今年も上位に食い込んだ場合にまたACLに挑戦するのだろうか。同チームが今季のチャンピオンになると、クラブW杯の出場権を得ることになる。(日本勢がACLで優勝しなかった場合)
よほどしっかりした基盤を築かなくては、ACLとリーグの双方では戦えない。かと言って、ACLの軽視は周りが黙っていない。中ぐらいの強豪には、非常に難しい存在だ。
はっきり言えば、ケガのリスクだって高まる。選手も多めに雇う必要がある。マリノスで言えば、矢島、伊藤、藤本、下平など加入二年目の選手たちは昨年のACL出場によって白羽の矢が立った部分もある。
したがって今年、己の存在意義を示す必要がある。来季以降、再びアジアの舞台に帰るためにも。そこで自分の挑戦の機会を得るためにも。
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