カップ、欲しいよ、カップ。2014年元日に、エンペラーカップまたの名を天皇杯を中村俊輔が掲げてから、まもなく500日。次なるカップと言えばヤマザキナビスコカップと思っていた。
14年ぶりの獲得をと思っていたのだが、エリク・モンバエルツ監督はリーグに比べるとだいぶご興味がない模様で、3試合を終えてグループ6位と苦戦中。
ただし、神戸、川崎、山形に3連勝すれば自力突破だったりする。
ところが、である。
昨日、今年12月のFIFAクラブワールドカップ(CWC)の開催地が日本であるとの発表がようやくなされたのだ。
また、日本でヨーロッパ、南米のチャンピオンの激突が見られるのはもちろん、ひょっとするとそれに立ち向かう中村俊輔とマリノスという夢が見られるかもしれない。もっと踊るなら、世界一の道も開かれるかもしれないのだ。
CWCには開催国枠が存在するためだ。それを勝ち取る最低条件は、リーグチャンピオンになることだ。12月2日、5日に行われるチャンピオンシップ決勝で勝者になること。
ただし、G大阪、鹿島、柏のいずれかがACLで優勝した場合は、開催枠国は日本チーム以外のACL上位チームに渡され、リーグチャンピオンのCWC出場は閉ざされる。
リーグ優勝へのモチベーション、渇望がさらに高まる。素晴らしいご褒美だ。12月10日には開幕戦に登場する見込みだから、日程的にはかなりハードなのは間違いないが。
過去2011年には、柏が開催国枠として出場し、4位に食い込む健闘を見せている。「世界4強」に入ったという実績もあるわけだ。
ちなみに2016年大会も日本での開催、17年、18年はUAEでの開催となることがあわせて発表されている。開催国枠のチャンスは今年と来年と2回あるわけだが、もちろん今来年を目標にする必要はどこにもない。
一番の注目はやはり欧州王者がどこになるか、だろう。ちょうど今週に4強が決まり、レアルマドリー、FCバルセロナ、バイエルンミュンヘン、ユベントス。どこが来ても、もしマリノスと真剣勝負となれば、鼻血モノである。
過去にはマンチェスターユナイテッドとG大阪の派手な撃ち合いというのもあった。敗れはしたものの、間違いなくクラブの歴史に語り継がれる一戦となった。そんな歴史はまだマリノスにはない。
ロマン溢れる12月。
そのためにも、やるべきことは一つ一つ勝ち星を積み上げていくしかない。眼前には明日の湘南ベルマーレ。昇格チームにはきっちり勝ちたい。
今季初の中2日で回復具合が気になるところ。特に俊輔とラフィーニャに反動は出ていないか。
話は変わりますが、明日の試合前のウォーミングアップ練習見学に当選しました! ピッチレベルで見学できる貴重な機会を堪能したいと思います。今後もネンチケ保持者を対象に企画されそうなので、今回知らなかったという方も定期的にマリノスからのメールをチェックされたし。
最高の週末をイメージしつつ、金曜日一日、今日もがんばりましょうかね。
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