3バックのチームとの相性が悪く、浦和、広島、山形と3連敗したから、手を打たねばならない。
これは理解できる。
相手の前線が3枚のとき、4枚で守ると間のスペースを突かれて2対1を作られやすいから、数的同数が確保される3枚で守り、両ウイングバックが守りに加わる。これもよく言われる対策ではある。
前線の機動力で上回る名古屋に、背後のスペースを与えてはいけない。けれどもコンパクトに戦いたい。
いろんなことを考えた末に、エリク・モンバエルツ監督は3バックにシステム変更するオプションを取り入れた。
とは言っても、付け焼き刃。
これが発動する時は、すでに余程のピンチだろう。ぶっちゃけ、普通にやって普通に勝たないと。
ナビスコ杯で戦った時のこと、覚えてるだろうか。あちらは連戦も御構いなしのガチメンで、こちらは大幅な選手の入れ替えを行っての試合。ビミョーな兵藤のファウルを取られた結果、0-1で敗戦したのだった。
あの後、湘南戦での勝利はあったとはいえ、なんか歯車が狂い始めた頃だった。本当は俊輔とラフィの復帰祭だったのに。その二人はまたいない…!
別に名古屋さんは悪くないけど、名古屋戦からおかしくなったのだから、お祓いはしないといかん。そのためにも、禊(みそぎ)の勝利を。
キーマンは誰か?
最早全員でしょうよ。
学、アデはもちろん、中町、淳吾、出るなら端戸仁!
しっかりせんかい。トリコロールの意地とやら、見せつけていかないと、ますますややこしく、ますます外野が煩くなる。
内容よりも結果。そうでしょう。
3バックを使わない展開こそが勝利への近道。
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