私が、あなたが、エリク・モンバエルツ監督だったならば。
誰を水曜のスタメンに選ぶでしょうか。
ルヴァン杯の予選リーグ突破に貢献した選手中心でしょうか、それとも普段リーグ戦を戦っているレギュラークラスでしょうか。
事は簡単ではなく、まず日程面の兼ね合いがあります。水曜にアウェイで大宮と戦うと、中3日で日曜に三ツ沢で第2戦を戦います。
さらに中2日で天皇杯の緒戦、福島戦があり、また中2日でリーグの仙台戦がアウェイで待ってます。
ここに来て一番のハードスケジュールです。
加えて、怪我をして離脱中のメンバーが少なくありません。俊輔、下平匠、中町公祐が前試合を欠場しており、特に俊輔と下平の二人は1ヶ月以上の離脱です。
春先はターンオーバー制で、11人全員の先発メンバーを入れ替えていましたが、そもそも元気なメンバーが少ないのが今。
夏場を越すと、疲れがたまって離脱選手が増えるのは常なれど、今年は多め。マリノスタウンの施設が健在なら、もう少し早く回復したのでは…と、恨みがましい気持ちにもなってしまいます。
いわゆるレギュラー組か、
サブ組か、
あるいは混合か。
大宮は入れ替えを行う模様と伝わってきています。大宮ほどには割り切れないのがマリノスか。勝点5差のリーグ戦のプライオリティを下げる事なんて許されないし、エリク監督にも毛頭その気はないでしょう。
こうして見ると、今のマリノスから、もし齋藤学が代表に引っこ抜かれていたら目も当てられませんでしたな。学が中心に、マルティノスもサイドに復帰して、それをゴリゴリやるのは必定ですね。
俊さん、なんとか間に合って欲しいです。彼一人がいるだけで、第2戦に間に合うと分かっているだけで、ターンオーバーの仕方がだいぶ拓けるのですが。
セコイと思われるかもしれませんが、第1戦はあまりアウェイゴールに色気を出さずにスコアレスを狙ったっていいくらい?
リーグ戦の今年の2試合はいずれも1-1のドローで終わりました。
しかもペースを握るのはマリノス
→決めきれない
→ワンチャンで大宮先制
→焦って猛攻
→なんとかゴールをこじ開けるも同点がやっと
という展開もうり二つ。
大宮にとっても勝点3を取り逃がした感はあるでしょうし、マリノスもまた同じ気持ち。
今度こそ180分で雌雄が決します。
180分。そう考えると、先の鹿島戦から何名かのメンバーを入れ替えて第1戦。大勝、大敗さえなければ第2戦はほぼリーグ戦メンバー。
天皇杯はガラッと若手主体にして、レギュラークラスはリーグ戦に備える、という筋書きでしょうか。
生まれ変わったルヴァン杯の名にふさわしい名勝負を期待したいです。
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