【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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天皇杯は、兵藤欠場で俊輔が出場なのか!? そもそも試合はどうなる?〜練習レポート〜

3年連続のリーグ戦全試合スタメン出場が見えてきた鉄人、兵藤慎剛がピンチだ。土曜のナビスコ杯準決勝、柏戦でエリア内に走り込んだ際にDF渡部のスライディングを右脚に受けて負傷し、途中交代を余儀無くされた。

これまでも試合途中に痛めることはあっても、怪我に滅法強い兵藤なら大丈夫だろうと思われたが今回は痛がり方が普通ではなかった。そんな兵藤の様子が気になって、マリノスタウンに練習の見学に行ってきた。バモ、三連休!!

快晴のみなとみらいは午前10時に練習スタート、でもごめんなさい。家を出るのが遅れて、着いたらほぼ柏戦スタメン組のリカバリーは終わっていた。中町、小林、ドゥトラ、マルキ、栗原、小椋らは早々とクラブハウスへ。学と喜田が代表でチームを離れている以外では唯一、兵藤の姿がピッチにない。これは大変不安である。

土曜の広島戦に間に合うかどうかはもちろん今の段階では誰にもわからないが、ランニングなど軽いメニューも行わないというのはいい報せではないだろう。リーグ戦全試合先発出場がここで途切れてしまうようなら、学も不在の中でマリノスとしては非常にきつい戦いを強いられるだろう。なんとか土曜に照準をあわせてほしいものだ。

では水曜の天皇杯3回戦、栃木戦はどうする。2回戦ではレギュラー組がほぼ控えに回る中で唯一、攻守に駆け回って逆転勝利に貢献したのが兵藤だった。サブ組中心のスタメンになるのは間違いないにしても、兵藤のようなバランスを取れる攻撃の起点が一人は必要だろう。兵藤が不在としたらそれができるのはやはり俊輔か。

レギュラー組が引き上げた後、天皇杯用のボールの感触を確かめるように入念にコーチとパス交換をする俊輔の姿が見られた。今、水曜の試合に出る必要がないなら、わざわざ天皇杯試合球を蹴ることもないだろう。ひょっとすると俊輔の先発出場があるかもしれない。その場合はさっさと試合を決めて、早々に下がってもらうしかない。ただそんな簡単に行くとは思えないので基本的には俊輔の先発は反対なのだが、負けてしまっては元も子もないのも事実だ。それにしても、土曜の柏戦で俊輔が試合後にサポーターへの挨拶に来ることなくロッカーへ引き上げたのもどこか怪我でもしたのかと心配したものだがこの日を見る限りはまったく問題なさそうだ。

俊輔が休めると可能性があるのは、佐藤優平が、公式戦初ゴールを決めた柏戦の勢いで、天皇杯でも躍動したときだけだろう。だがこの日の彼の優平の姿からは結果を残す自信が感じられた。柏戦での先発組では唯一、最後までメニューをこなし、ミニゲームではサイドから味方の動きをよく見たクロスを連発するなど、この一、二試合の活躍次第では「ブレイクした」と言えるほどまで一気に行く期待を抱かせた。

また熊谷アンドリューは、ものすごい弾道のミドルシュートを次々にネットに突き刺し、客席からはため息が漏れるほど。奈良輪雄太も俊輔のように小林ヘッドコーチを相手に、強めのミドルパスのトラップを繰り返していた。こちらも天皇杯試合球への対応は万端と言ったところか。

さらに比嘉さんは独特のオフザボールの動きでゴール前に顔を出す。この嗅覚が試合でも活きそうな予感は日に日に高まっている。

週に2度の公式戦はこれが最後となる。疲労の蓄積がもっとも懸念される時期だけれども、チームの総合力でよい結果を出してほしい。

が、予報は台風の影響で大荒れ。そもそも試合できるのか。台風の進路が早まっているようだが…。試合が流れるなら早めに決まってもらいたいもの。ナビスコの決勝があるはずだった11/2の前後に順延したら日程的な負担は一番ないのでしょうが。

とにかく今は週末、大一番への兵藤の回復を祈ろう!

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