【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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セカンドステージ優勝のために勝ち点38?!

開幕前に富澤移籍の衝撃が冷めやらず、大黒や小野裕二が抜けた春を思い出す今朝の目覚めはだいぶ悪かったわけです。

にもかかわらず、山形戦はしっかりと来ます。これ、当たり前ですが、絶対に勝ちたい試合。セカンドステージは、ホームの試合が8しかありません。

その上、山形戦、柏戦とホーム2連荘ですから、必然的に後半は遠征がとても多くなります。

7勝5分で、勝ち点26だったマリノスが、チャンピオンシップに進む一番確実な方法は、セカンドステージを獲ることです。そのために必要な勝ち点を38と予想します。この勝ち点があればトータル64となり、これは仮に短期決戦を突っ走るチームが他にいて2ndのタイトルを逃したとしても、年間3位以内には入れる、つまりなんらかの形でプレーオフ進出が許される想定です。

残り17試合で勝ち点38というのは、結構エグい。1stより12も積み上げるために必要な星勘定はズバリ、12勝2分3敗。

勝ち点を落としていいのは5試合までです。

乱暴に計算するなら、1stで勝った相手にはそのままもう一度勝つ前提で、さらに引き分け、負けた相手から勝ち星を5試合は奪わないと覚束ないわけです。

とくに上位との直接対決での勝負弱さには歯痒いものがありました。

浦和、広島には逆転負け、G大阪にはアディショナルタイムに追いつかれ、FC東京からは押し込んだのにゴールを奪えずスコアレス。鹿島、川崎には(中略)という有様でした。まったくドルトムントの大勝(6-0川崎)に溜飲を下げている場合ではありません。

要するに、1stで順位が上だった5チームに全勝すりゃいいんです。そうすれば、残りで引き分け、負けの相手にだって。

引き分けたのが、仙台、甲府、神戸、そして負けが…山形。

そう、いきなり山形にお返しをするチャンスがやってきたのです。また1stからは一味違うことを証明することもできます。その上で、上位から5勝で、ゆうしょうだ!…乱暴な計算方法ですけどね。

最大の注目は、中村俊輔の初先発はあるのか。

この2週間の動静としてはいたって順調と感じます。痛みが再発したり、アクシデントもなかったのでしょう。治りかけてまた怪我というのが一番怖かったので、まずは一安心と言えるでしょうか。

仮に先発で行くとしても、ポジションが不透明です。

トップ下なのか、ボランチなのか。

センターだと必要な運動量が多いから、練習で試していないようだがサイドか。

「2013システムの盟友」であった富澤がマリノスを去った今、俊輔には新たなやり方が求められていると思います。俊輔の突出したキックとスキル、統率力はエリク監督としてもぜひ使いたいが、「求める働きはそれだけではないよ」というエリク。

ただ、以前に誰かが俊輔の代わりをできなかったように、俊輔も三門になる必要はないですよね。また少しボールの奪いどころであるとか、微調整は必要としてもです。

1stは3試合勝ち無しでフィニッシュしましたが、それを強制的に切り替えられるのは2ステージ制のメリット。富澤が移籍してしまったということは、補強を行う好機でもあります。(今のところ、その動きはないようですが)

アデミウソン中村俊輔の競演は実現すれば、話題性もエンターテイメント性も十分。やはりこの二人が我が軍の切り札でしょう。

そのほか、2列目の人選は非常に重要です。齋藤学は一時の不調を脱し、思い切り良いプレーを取り戻すか。藤本淳吾兵藤慎剛のほか、仲川輝人の戦線復帰も待ち遠しいです。

2ndステージも浦和や積極補強のFC東京G大阪らがライバルになりますが、17試合の短いスパンならば、鹿島、神戸や柏あたりも不気味です。

その中で勝ちきれるかどうか、手探りだった1stステージと違って、最初から一戦必勝の2ndステージは、我々も全力応援。

大事な大事な開幕戦、勝ちましょう。

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