アデミウソンが筋肉系の怪我、ラフィーニャもまたまたの離脱。怪我人が帰ってくると、また新たな怪我人が出るよ、という不思議なスパイラル。
鹿島のジネイは今季を棒にふるほどの怪我だとか。もともと故障を抱えていたのに、あのパフォーマンスとは、末恐ろしさを感じる。
アデは先発回避の予想で、1トップには伊藤翔。三門雄大がトップ下に4試合ぶりに戻り、左右に齋藤学と藤本淳吾が入るが三門の空いたボランチの一角には兵藤慎剛。ここ、喜田拓也とのコンビは面白そうだ。
そして。
先週の監督の見込みよりも2週間早く、中村俊輔の遠征帯同、ベンチ入りが決まった。
「試合に出ても出なくても、貢献できることは沢山ある」
うむ、重みが違う。
この期待感、この試合を待ちきれない感じ。背番号10がそこにいるだけで、ワクワクソワソワ、Twitterのタイムラインにそんなマリサポがあふれていてワロタ。
俊輔の復帰に関するエリク・モンバエルツ監督のコメントがなかなかエスプリが効いている。ヨコハマエクスプレスの無料部分から切り取ると、
・もう若くないから、怪我の再発を避けなけれならない。慎重に復帰させるが、まずはレギュラー組に入ってプレーすることが大事。
・本当は7月復帰の予定を早めたのは、今週になってから負荷の高い練習をすべてできたから。出るとしたら20分程度か。
・「ゲームのテンポ」を取り戻す時間が必要。テクニックを生かすためには、少し下がった位置でプレーする。ピルロのようなイメージ。
・彼がFKを決めて勝ったらイイね笑
出るとしたら、三門のポジション、つまり俊輔がこだわるトップ下ではなさそうだ。その一列下、展開次第だが、リードしていれば兵藤に代わって後方から攻撃を組み立てる、ということは十分ありそうだ。
エリクも、俊輔のフリーキックを実戦で見たがってるいるんだなあ、と少し微笑ましく。前回の復帰のプロセスに問題があったと、俊輔も監督も考えているのだろうか。肉離れ発症から2ヶ月弱を要して、ようやく再度戦列復帰まで漕ぎ着けた。
もう離脱は繰り返さない。誰とは言わないが、前線の選手にはしょっちゅう別メニューになってしまう選手が何人かいる。やはり、俊輔が見たい。
今日は、アデがどのくらいの時間、強度でプレーできるかも、俊輔の出番と役割を左右しそうだ。
今季、リーグ戦では俊輔にとって初アウェイということは、ゴールド俊輔も初お披露目か!と思ったが、去年のノエスタの試合では1stユニフォームだったので、万博までお預けかな。
俊輔不在時でも戦い方を確立したエリク監督は立派だ。だが、チームとしてはやはり別物。もう一つのチームを作り直してくれるはずだ。
対する神戸。マルキでも千真でもなく、ネルシーニョがイヤ。上位陣と引き分けを続けていて、感じは悪くないはずだ。チョンウヨンの欠場は中盤の制圧という点でも、俊輔が出場した場合の負荷軽減という意味でも大きい気がする。
俊輔にとっては今度こそこれが開幕戦。「セカンド」ステージは今日から始まる。フリーキック一発、お願いいたします!
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