【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

いろんな思いが交錯して

鹿島が白い巨人に挑む。クラブW杯の決勝戦に日本勢として初進出。

CSの是非はともかくとして、ワンチャンスをものにして、ついに勝ち上がった鹿島は素晴らしいですね。

歴史に名を刻むというのはこういうことでしょう。

2016年の鹿島よりも、歴史上強かった鹿島はたくさんいたのではないかと思いますが、ともかく万一レアルマドリードを倒すようなことがあれば、とんでもないことです。

と、なんとなく別の話題で切り出して見たものの。

結局のところ、悲しくて、悲しくて、とてもやりきれない。

マリノスはどこへ向かうのか。

来年の俊輔はどこにいるのか。

今朝もスポニチによれば、徳島のGK杉本を獲得するとか。それは浦和に移籍濃厚の榎本哲也の後釜とか。

まあ、移籍濃厚のところや、なぜキーパーを獲得するのかなど、あまりにもツッコミどころが多すぎますし、報道の真偽をとやかく言っても仕方ないのですが。

クラブ内の対立の構図が、私にはどうも分からない。

クラブ内における改革、とりわけ練習環境の改善などを求めてきたとされる俊輔。彼自身には残ってもらいたいものの、その要求には応えられない(応えたくないのか、それが実現不可能なのかはともかくとして)クラブは慰留困難な状況。

という見立てがありますが、それが正しいとすると、俊輔の移籍はもはや避けられないのでしょうか。

今日は、年間チケットの自動更新のデッドラインですが、まだ去就が不透明な状況を受けて我が家では現段階での自動更新を見送りました。

改めて、自分たちが応援していたのはマリノスなのか、俊輔なのか、というある意味では向き合いたくなかった事実と向き合わざるを得ない状況です。

仮に俊輔が退団したとして、直ちに応援するクラブが変わるなんてことはないつもりですが、私達のような俊輔きっかけでスタジアムに通うようになったニワカと、日産自動車時代からクラブを見守ってる人では考え方が違うのは当然でしょう。

なんか片想いのようなとても切ない気持ちを思い出しますね。結婚して10年近くも経ちますから、人間関係ではこんな気持ちになるなんてことはないわけですが。

これが兄弟や子供の話なら、おまえはマリノスに残るべきだとか、言えるのかもしれませんが、最後は選手自身の人生です。クラブのためやサポーターのために選手がいるのではありません。俊輔の現役生活はいよいよ残り僅かと言っていいでしょう。どこでどんなサッカーをするかを選ぶ自由はあると思います。

けれど、それであっても俊輔がいるマリノスであってほしい。それは榎本哲也伊藤翔たちも同様です。主力に相次いでオファーが届くというニュースばかりが流れ、マリノスサポーターにとっては耐え忍ぶ1ヶ月でした。そして、それは今日になっても変わることがありません。クラブW杯の決勝が行われるスタジアムを本拠とする我が愛するクラブの行く末は全くもって不透明なままです。

全ての人が満足する結末なんてあるわけがない。それは理屈では分かっていても、感情では割り切れない。

流れてくる情報に過剰に反応したり、心配したり。ああ、恋愛と全く同じで、ややこしい。さらにややこしいとが、愛の対象が時にクラブであって、時に選手であるということ。

ただ結局のところ、シティが目指すクラブとは何なのかが全く伝わってこないのが話の根源かもしれません。

経営母体が変わったことにより転換が急激なものだったとしても、そこに合わない選手はやはり去るしかない。

改めて、そこにいる選手が誰であろうと、目指すサッカーが何であろうと、マリノスマリノスである断言できる愛し方はすごいと思います。

私なりのその答えが見極められるかどうか、1ヶ月に及ぶ中断期間が終わって、天皇杯の再開へ。準々決勝から決勝までの3試合。3連勝なら文字通り最高の年末年始です。

負けたら今年のチームは終わりで、仮に報道通りならそれがラストゲームとなる選手が多数です。宮崎キャンプの充実した表情を見ていると、とても大きな問題を内包したチームには見えないのですが…。

酸いも甘いも、清濁も併せ呑んで、雑音なんか全部塞いで、ガンバ戦へ。

試合開始の笛がなってしまえば、いつも通りトリコロールに酔いしれられると信じて、残りのお仕事もがんばりましょうかね。

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