【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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歴史はただ必死な一戦の積み重ねで紡がれてきた(2nd6節・名古屋戦 展望)

今年も佳境が近づいてきました。年間で下位3チームはJ2に降格。その予想が

苦境に立たされているチームの中には、またも「オリジナル10」と呼ばれる草創期からトップにいたチームの名があります。

今夜の対戦相手、名古屋グランパス。低迷の要因をこの稿でとやかく言う必要はないでしょう。

ただ小倉隆史監督の試合後の会見は、見ていて辛いものがあります。あれを死に体と言わずになんと言いましょうか。

24年間、一度も降格することなく、トップリーグに君臨し続けてきたのは鹿島の他には、今日対戦するグランパスマリノスの2チームしかありません。G大阪、清水が続けて降格を味わったのに続いて、名古屋が苦境に立たされています。

単に付き合いが長いだけでなく、名勝負、名場面は多いカードです。最近で言えばドゥトララストゲームは瑞穂、榎本哲也のPKストップ、中村俊輔のラストプレー同点フリーキック、ピクシーの革靴直接ゴール。藤本淳吾にやられたこともありました。いつも、しのぎを削ってきたから、歴史は作られてきました。

その名古屋。最近の失点シーンを見れば、守備崩壊は明らかでその対策となるのか注目が今節から採用の3バックです。何しろ、5月の大型連休中にマリノスに3-1で勝利したのが最新の勝ち点3という泥沼。

しかしマリノスから見れば、上位争いに踏みとどまり、2ndステージのタイトルに絡むために、率直に言って今の名古屋に躓いている場合ではありません。中村俊輔が欠場だとしても、差をつけて勝たなければならない。

注意すべきは当然、シモビッチの一発と永井謙佑のスピード。競り負けないことと、後ろにスペースを空けないこと。

何か特別な対策というよりも、落ち着いて試合に入りたいところ。決して焦らないこと。カイケや富樫敬真が功名心に走らず、愚直に裏を狙うこと。

必死さを前面に出して、ただゴールに向かって。少なくともこちらからミスして自滅というような前回対戦のトレースはあり得ない。

仮に内容が悪いとしても「最低でも勝ち点3」という結果だけはもぎ取りたいそんな試合です。

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