【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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好調のチームが曲がり角か。両翼の出来に注目(2nd5節・磐田戦 展望)

雨上がりからやけに涼しい。猛暑から一転して、この2日ほど涼しい天気が続いています。

この気候はポケモンを探すにはちょうどいい。じゃなくて、サッカーをやる方も観る方も助かりますね。ナイトゲームでなくても十分安全なのでは?というほどの、ちょうどいい気候です。

アダイウトンとジェイの2トップは強力です。とかく、アウェイ戦で5-1で勝利した記憶ばかりが鮮明な磐田戦です。しかも最近は好相性だなという印象通りで、日産スでは5連勝中なんですね。

そんな印象論と、ステージ首位という好調さが合わさっても、チーム内に楽観論はないようです。何しろ前回はジェイが欠場してましたからね。

前述の2トップが先方の戦術ならば、昨今のマリノスのウリは両翼です。すなわち、齋藤学マルティノスの個人打開力。大きな武器となっていますが、学は広島戦で打った腰の痛みがあり、マルちゃんについては超人的なスプリントを重ねたことによる疲労蓄積が伝えられています。

彼ら二人への負担軽減を考えても、この気候はプラスですね。

オランダ移籍が取りざたされる磐田のトップ下と、我らが中村俊輔の再戦と伝える向きもあるけれど、磐田と中村俊輔のご縁で語るのならば、やはり名波浩監督でしょう。

日本の10番を背負った系譜、その者同士のリスペクト。このほど25年前の10番は岐阜監督の座を追われてしまいましたけれど、20年前の名波と、10年前の俊輔はこうしてまた対戦相手として巡り合います。

前回のヤマハでは、セットプレーから得点を重ねることができた上、月間ベストゴールにも選ばれた、俊輔の珠玉のスルーパスから学の絶妙なループゴールが生まれました。

あまりにも理想的だったあの試合のことは一旦忘れないとなりません。

加えて磐田は2ndステージ未勝利です。でもこういう時にやらかすのがマリノスさんの通常運転。ただそれでは首位からはあっという間に滑り落ち、そして取りこぼさない上位と、確実に取りこぼすチームとの間には、差が生まれ、広がる一方です。

年間順位で上位とだいぶ差が開いていることから、ステージ首位なのに首位っぽくない、つまり追われる感じが全くしないのはいいことです。

「好調」はいつまでも続きません。すでに両翼は好調期を過ぎてしまったかも。

だからこそチーム力。好調さ頼みで、あと3ヶ月続くステージの戦いを制することはできないでしょう。

両翼への期待に加えて、もう一人、キーマンは喜田拓也

俊輔がスタメン復帰して2試合目。ここ最近、明らかに増えている攻撃時の仕事が今日もできれば、マリノスの勝機はグッと高まるでしょう。

高いポジションに俊輔がいる、そしてカイケが孤立しない。中町公祐もエリア内に侵入できる。

俊輔とカイケを生かすも殺すも、喜田次第。そのくらい重要な彼の位置取りです。

さあ、せっかく座った首位の座。自ら手放すことはありません。どかっと腰を下ろしてやろうじゃないですか。

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