【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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チームの未来を拓く隠れたビッグマッチ (ナビ6節・新潟戦 展望)

エリク・モンバエルツ監督の就任以降、去年と今年とナビスコ杯は、リーグ戦には出場していない控えメンバーを中心に戦ってきました。

直前の試合から11人全員のターンオーバーも当たり前というのも去年と同じなら、いつもは試合に出ていないが故の連携不足に苦しむのもお馴染み。

ですが、大きく違うのは結果。2勝4敗で終わった昨年に対して、今年は4試合で2勝1分1敗と、勝ち点7を積み上げてきました。通年、グループステージ突破に必要な勝ち点が11前後とされる中で、あと1勝1分ならそのラインに届くところまで来ました。

「このチームで勝ちたい」と意気込むのは、全試合でゴールを守ってきた榎本哲也。このチームという言葉に、意地と誇りを感じます。

榎本は好セーブを連発してきました。セットプレーに泣かされた3失点の柏戦を除けば、あとは3完封勝利。守備面での立役者でしょう。

攻撃に目を移せば、光るのはやはり伊藤翔です。鳥栖戦のPKと、福岡戦のアディショナルタイムの劇弾だけ取り上げても貢献度は一番です。

新潟に勝利すると勝ち点10。この日にグループステージ突破が決まることは無いものの、仙台が川崎を破ると、直接対決を残す仙台とマリノスの勝ち抜けの可能性が高くなります。

このようなタイトルに結びつくかもしれない大事な一戦でも、これまでとメンバーは大きく変わらない見込みで、だからこそ榎本の言葉に力がこもります。

中澤佑二下平匠が最終ラインで出場するほど、ファビオや金井貢史の怪我の影響は小さくありません。

最注目は、マルティノス中島賢星兵藤慎剛の三角形?が機能するかどうかでしょう。

ボールの回収力と、押し込まれた時の守備に不安があるのは容易に想像ができます。それにセンターでプレーするマルティノスのイメージがまるでつきません。痛がり、転げ回るシーンが増えないかやや心配です。

勝ち点6の新潟も、準決勝まで進出した昨年に続いてのトーナメント進出の可能性は十分あるので激しく来ることは確実。プレスは強いですからね、そこがやはり心配です。

今年の中では、隠れたビッグマッチとなりそう。勝つしかありません。

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