【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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長いトンネルの出口には会心でない勝ち点3 (1st13節・神戸戦)

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。と、野村克也氏だかがよく言っていましたが、今季のマリノスは逆で、不思議な負けが多かったように感じます。

もちろんミスがきっかけになることは多いですが、それにしても不思議なミスが起きたり、不思議な連鎖が起きたり。

1-0(ウノゼロ)は、マリノスらしいといえばらしく、守備の奮戦がようやく実を結んだと言えるでしょう。

虎の子の1点は呆気なく手に入れたように思えます。もちろん中村俊輔の上から、栗原勇蔵の頭一点を狙ったような精度のボールあってこそなんですが、それでもこの1点は相手の虚をつくように取れて、それでいて大きかった。

勝てなかった5試合、驚くほどの、信じられないほどのミスが随所で起こり、鹿島戦くらいから平常運転に戻ってきたのかという印象。

普通になれば、こんな感じ。

ただし、中町公祐がコメントしているように、この日の試合は勝てたことが良かった。よほど勝ちに相応しい試合は連敗中の方にあった。

それが冒頭の「不思議の勝ちあり」という感想につながります。

マルティノスの警告を受けたプレーや、あわや2枚目で退場というシーンもありました。セルフコントロールの未熟さを感じずにはいられませんでしたが、でも勝ちたい気持ちが強い表れとも言えませんか。

その点において、下平匠とパクジョンスのファイトする姿勢には感銘を受けました。鹿島戦というより強度の高い試合をした後でも、球際の厳しさ、絶対にボールを失わないという決意が90分通して見られたのは素晴らしいと思いました。

それに、我らの齋藤学。彼が前を向くことそのものが、マリノスにとっては最大のチャンスになっています。片翼に同じく打開力のあるマルティノスがいて、より学の脅威は増すと言えそうです。

で、話はまたも最前線の話へ。

ナビスコ伊藤翔はゴラッソ。

ただ神戸戦では、守備に追われスピード不足を露呈して。

両翼がチャンスを作っても、決め切る人がいません。カイケ? うーん、良くなってるように見えないこともないこともない、感じでしょうか。

富樫敬真のパワーアップしての復帰待ち、でしょうか。今の予定では五輪にも殴り込むはずだから、彼に頼っていてはいけないんですが、やはり最も一発の可能性を感じるのは、ケイマンかもしれません。

さて、更新を怠っているうちに、もうナビスコ山場の新潟戦前日です。

次節のリーグ戦に出場停止となったマルティノスも出場でしょうか。怪我と代表で選手層が薄いのは相変わらず。

週末の柏戦と両睨みで、エリク・モンバエルツ監督がどのようなメンバーを遠征に選ぶか大変興味深いです。

内容はまだまだだけど、これでナビスコ福岡戦と含めて連勝しました。雰囲気を良くしていく上でこれに勝る薬はありません。

好調柏、苦手の柏、苦手の日産スタジアムか、腕試しにもってこいですね。

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