【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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リーグの流れをカップで変える(ナビ5節・福岡戦展望)

中島賢星が怪我から帰ってきます。股関節手術から5ヶ月、実戦復帰という意味では実に1年ぶりになります。

世代別の代表選出により、選手層が手薄なことから、トップ下での先発が濃厚となっています。しかも相手の福岡は、かつて下部組織に所属したことがある因縁のある対戦相手です。

「日程が発表になった時から、この試合での出場を目指していた。」意気込みを聞かれた中島の言葉です。

復活の狼煙を上げるには格好の舞台が整ったと言えるでしょう。いいパフォーマンスを見せれば、リーグ戦のベンチ入りが遠くないことは、他の選手が示しています。

最前線に待ち受けるのは迷えるカイケ。例えばカイケに結果を出させることができたら大きな手柄になることでしょう。

もちろん結果が欲しいのは全選手同じことでしょう。

センターバックには栗原勇蔵新井一耀は初コンビか。左サイドの高野に加え、右サイドでは小林祐三を途中で下げて常本佳吾の初出場も予想されています。

フレッシュなメンバーを5名も代表に送り込んでもなおまだ若手を登用するモンバエルツ采配。

でももう一人注目選手がいます。

上記のカイケを活かすかどうか、命運を握るボランチ三門雄大

彼もまた、2ヶ月ぶりの実戦復帰となります。昨春、エリク横浜のシンボル的な存在となった三門ですが、今はリーグでのベンチ入りを争う立場です。対戦相手の戦い方にもよりますが、三門がスルスルと前に侵入して、裏に抜けたカイケに…というのはあながち妄想ではないと思うのですが。

福岡に勝てば勝ち点は7。マリノスはまだ2試合を残していますから、自力での突破が現実味を増します。しかしながら、引き分け以下ならほぼ絶望となるでしょう。

上に上がるための大事な一戦。ナビスコ杯の覇権争いに残り、夏以降も戦うために。

けんせい達が夏を刺激する、生足魅惑のマーメイドと言っても、特にオチがつかないようなので、この辺で。

リーグとナビスコ杯は別物。大会はもちろん、出てるメンバーがまるで別物。リーグの借りはリーグでしか返せないかもしれないが、この鬱憤を晴らす。

代表メンバーが帰ってきた時に、居場所なんか与えない。それくらいの気持ちの強さを感じさせる試合を期待します。

そして、それはきっとリーグ戦にも伝播するはずです。

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