トゥーロン国際大会になんと3名選ばれました。富樫敬真、前田直輝、喜田拓也。
U-19にも、和田昌士と遠藤渓太が選ばれており、年代別代表で異例の大量離脱はうれしい悲鳴というやつです。
鹿島戦に向けて、水曜にガーナ戦でフル出場した富樫のコンディションは流石に整いません。
1トップには伊藤翔が入る見込みです。名古屋戦でゴールという結果を残した伊藤ですが、カイケ、富樫より一歩上にいるとは言い難い状況。
伸び盛りの富樫が5月下旬の国際大会で「もうひと化け」して、完全体になるのが、理想的な流れですが、とにかく6月までマリノスの最前線は混沌としたままなのは必定です。
鍵を握るのは、FW自身であると同時にマルティノスなのかもしれません。マルもついに先発復帰が濃厚です。怪我をした広島戦でのパフォーマンスには失望させられました。それは怪我の影響か、メンタルの起伏の問題なのか。
遠藤渓太に勝るとも劣らないスピードスターが、磐田戦までに見せていた状態で帰って来れば強豪鹿島相手と言えども期待は膨らみます。が、鹿島のタフな守備に苛々させられるのもほぼ間違いないんですけどね。2年前、怪我明けのラフィーニャが強行出場して怪我を悪化させたのは鹿島スタジアムでした。今回は大丈夫かな。
このマルが本領発揮するようなら、自称裏抜けのカイケが活きる可能性が出てきます。マルの調子次第というのはなんとも情けない話ですがね。
さらに注目のセンターライン。ファビオが怪我なら栗原勇蔵の出番となるのは当たり前です。先発出場したナビスコ杯では若干体力面で不安を見せましたが、気持ちでプレーする選手。鬱憤を晴らすとは、まさにこのことです。ファビオが復帰したとしても、エリク・モンバエルツ監督に起用法の「迷い」を与えることができるのでしょうか。
またボランチの喜田拓也のところには、三門雄大でも兵藤慎剛でもなく、パクジョンスです。中町公祐とのバランスで守備力を最も買われたということでしょう。
期せずして、半分近くの先発が入れ替わりますが、これは今季初めての現象と言えましょう。
連敗は止まったものの、流れが悪いままだけに、強制的なメンバー入替はポジティブに捉えましょう。
去年も2ndステージの中盤まで結果が出ずに模索が続いたんですから、1stステージの間になんとかカチッとはめればいいじゃないですか。
それがアウェイ鹿島相手に光明が見えたとなれば、また戦えます。
失うものなんてないぞ、期待だらけの鹿島戦。
ミスの連鎖を断ち切るのは、声援と勇気だ。
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