【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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未解K問題

軽自動車の燃費不正発覚が4月20日。そこからわずか2週間で三菱自動車が日産の傘下に入るという展開でした。

まだ何も決まっていないのに、日産がマリノス筆頭株主であるのに、傘下の三菱自が浦和の筆頭株主のままでいるのは問題となる「可能性がある」、両クラブは現段階ではコメントできないそうです、と中身のない記事が出回ってます。面白おかしく、浦和の「赤」が消えるかもなどと憶測で書いているのは辟易とします。

また、公称29キロだかの軽自動車を公道で走らせて実際の燃費は26キロでした!とか検証していた朝のテレビニュースには空いた口が塞がりませんでした。なんなんでしょう、マスコミ。

軽に端を発した問題がある一方、同じマスコミに取り上げられた富樫”K”マンは一躍、時の人。シンデレラストーリー、成り上がりと持て囃されてます。親善試合とは言え、代表戦のインパクトはやはり大。

こちらのケイの、実力はまだまだ底知れないものがあります。ファビオや中澤佑二を背負って鍛えたポストプレーが通用したことは、マリノス関係者にとっても痛快なものがあります。今や、裏抜けだけじゃないんです。

裏抜けと言えば、崖っぷちのカイK。ゴールラインとの距離がある中で、苦し紛れのシュートを1〜2本放つ他は、概ねゲームから消えるというのがルーティンのように見慣れてきてしまいました。

甲府戦で俊輔がボールがラインを割った瞬間に、大きなジェスチャーで「このタイミングで動け!ゴール前へのクロス上げられないだろう」と言いたげだったシーンがありました。

リプレイで見ると、確かに俊輔の気持ちも痛いほど分かりますが、カイケも困ってるように感じます。「自分の欲しいタイミング、場所にボールが来ない」ということでしょうか。以前よりも思惑のズレが大きくなってしまっている気がします。

もちろん、だから諦めていいことにはなりません。60分しか出てないのに、地蔵のような振る舞いをされたらチームの勝機を減らすだけです。ただカイケが合わせるのか、カイケに合わせるのかという考え方がどうも違うようです。

もう一度、頭をリセットして、下平匠あたりが意図的にカイケの欲しがるタイミング狙いの長いパスを出してみるのはどうでしょう。

孤立感があったカイケですが、なんとブラジルから家族が来日しているとか。幼い赤ちゃんの顔を見て、燃えないはずはありません。さらにマルティノスが復帰するのも、好材料となるでしょう。

明日の先発メンバーが、ファビオの欠場や喜田の出場停止もあって、何名か代わるのは確実。

Kに踊り、Kに踊らされる今週末の行方はいかに。

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