日本代表対シリア代表。快勝をよそに齋藤学の出番はありませんでした。でも、まずはあのベンチにいないことには出場のチャンスはないわけですから、集団の内側に再び加わった3月だったと、今後に決意を新たにするしかありません。
実戦に飢餓感を持ってマリノスに合流することはいいことと捉えましょう。
それにしても岡崎、100試合ですか。俊輔(98試合)を上回り、日本では史上5人目の大台到達。クラブでは英プレミアの優勝のチャンスも現実味を帯びています。もう柱などという表現では足りないほどの存在感。裏抜けと、守備での貢献をあのようにハイレベルでできる後継者は代表に現れるのでしょうか。
岡崎がオフに帰国すると、しょっちゅう食事をして可愛がってきた俊輔。(今回はその時間はないでしょうが)
一週間別メニューでの調整を続けていましたが、もともとモンバエルツ監督も1週間程度と示唆しており、予定通りの別調整だったのでしょうか。週末の試合から逆算するように、昨日から紅白戦にも出場、フリーキックの練習も熱心に行っていました。それを見る限り、何ら問題なく大阪遠征に向けて調整を続けることでしょう。
3月末の移籍期間終了が近づくに伴って、野津田(広島→新潟)、長谷川アーリア(→湘南)、ムリキ(→FC東京)と、立て続けに移籍の話が飛び込んできました。
湘南は藤田、端戸、奈良輪、武田が在籍していますので、アーリア加入でまたマリノスデジャヴ感が増しました。菊地俊介が右膝の靭帯を痛める大怪我をして中盤が手薄になった苦しい台所事情が急獲得の原因でしょうか。
うちのお台所にもデビューを控える新鮮食材が2名。どう仕上げるかはシェフの腕次第です。カイケ、マルティノス、それぞれ怪我明け、時差ボケと問題を抱えています。まあ、伸び代があると言えば、そうですが、ガンバのような完成度の高いチームに初っ端で当たるのは、実戦での実験という点ではいいのか、悪いのか。
今更、補強が2ヶ月遅いと嘆いていても始まりませんよね。できることを全力でやるしかない。
戦力に厚みが出ることで、ベンチ入りさえ激戦になります。富樫敬真、遠藤渓太、仲川輝人には出場機会を得るのにも一層厳しい競争。
そこから生まれる若き力の爆発に期待したい今週末ですね。
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