勝てないイメージのデンカスタジアム。怪我人続出で守備に難ありの新潟が前がかりになることは考えづらく、またもや膠着した展開が予想されます。
当地は雪。新潟のホーム開幕戦を3節まで待ったものの、現実は厳しいですね。
前節、予定の60分を超えて、フル出場を果たし、なんとか勝ち点1を持ち帰るフリーキックを決めて見せた中村俊輔は、「37歳の筋肉痛はすごい」と言い、疲労回復に苦労しました。もちろん元気に新潟に帯同。
兵藤慎剛、前田直輝ではしっくり来なかった右サイドMFには、ルーキー遠藤渓太のプロ初出場、初先発が決定的になっています。
昨夏の日本クラブユース選手権で得点王とMVPに輝くなど、急成長の
遠藤が、同期の和田昌士よりも一足先にチャンスをつかみました。
エリク・モンバエルツ監督が評価するのはスピードとパワーです。特にスピードについては「チーム一速い。学より速い」と、日本代表合宿に選出された看板選手を比較対象に出すほど。
課題がないはずはありませんが、それでも長所が秀でていると見ればチャンスを与えてくれるのが、モンバエルツ監督のいいところ。
右サイドとして決め手を欠く選手が多い中で大きなチャンス到来です。
来週にも加わるカイケがおさまるであろうワントップには、和田ではなく結局伊藤翔の見込み。前節までのようやくおさまらない、裏に抜けられない、だと今節も攻撃面の苦戦は必定に。
でもその伊藤翔はサイドに流れてチャンスを作る場面が少なくなく、ひょっとすると、彼をサイドで使うプランは十分考えられます。
と思ったら、スタメンには富樫敬真!
まさに若さでアタック。
少々の失敗は、俊輔や中澤佑二、中町公祐などおじさまたちがなんとかしてくれます。
リスクを取って、持ち味を出し切ってほしいなと思います。
老獪で、すでに警告2枚をもらっているレオシルバは今日も、我らの行く手を遮るでしょう。それを上回るには…やはりセットプレーなのかなぁ。
縦に早く。裏を狙え。裏のスペースがあるかどうかはさてとき。俊輔のタクトも前がかりになるかもしれません。
カイケ合流前、ここで存在感を示しておきたい。来週からベンチ入りの枠が一つ減るのは確実ですから。
そろそろ。そろそろ。開幕の1勝を。
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