来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに
焼くや藻塩の身もこがれつつ
百人一首に出てくる恋愛の歌です。
身も焦がれるほどの待ち人が来ません。弊ブログの長い沈黙は、副業の忙しさとともに(本業はこれ)、スピードをテーマに掲げた長谷川亨新社長のプレゼンは何か究極のアンチテーゼだったのかと思うほど、外国人枠を余したまま開幕を迎えようとすることへの抗議でした。
ラフィーニャの離脱を考えれば、一人では足りない。中国の爆買いの影響で、市場価格が全般的に高騰とは聞いたものの、逆にムリキやケーヒルと言ったらアジアでのビッグネームが溢れ出すという効果も生まれています。
だのになぜ。なぜ、何も聞こえてこないのか。スポンサー向けのパーティーでの長谷川社長の挨拶で、「最終調整中」との言及があったそうですが、もう開幕まで一週間を切りました。
年間チケットの更新は済ませました。同封されていたラーメン博物館の年間パスポートは嬉しくないわけじゃないけれど、今やるべきはそこじゃないでしょう。
今日にも、自宅に10番の新ユニフォームが届きます。それも買っちゃいました。
でも自動更新する私のようなお人好しばかりではないはずです。
何しろサポーターへのアンケートで今年いい補強をしたなと思うクラブは？の質問でマリノスは最下位。それでも票が僅かでも入ってたことに大変な驚きです。
ちなみにアデと淳吾らを補強したG大阪が1位。
スカパー、マッチデーハイライトで解説者6人の1stステージ順位予想でマリノスを最も高く評価した平野孝でも7位予想。
マリノスケはマスコット総選挙で8位止まり。
最後のは関係ないとしても、とにかく中途半端ないや、それ以下のマリノスの現況。
で、前置きが長くなりましたが、補強の発表がない限りはブログの更新はしないと、心密かに決めサボっておりました。
しかし此の期に及んで、これではもう我慢がなりません。ブログ的にも廃刊の危機、ついに根負けして更新を決意した次第です。
栄えある開幕戦のサタデーナイトマッチに選ばれた、仙台戦。日産スタジアムには、ゼロックスの半分ほどの観衆しか集まらない見込みです。
この日も、選手入場時には暗転の演出が行われると発表されました。
それと同じく、開幕前は暗くても、きっと明かりはつくはず。まだ私はそう思っています。
右サイドは、前田直輝か、天野純か。私は仙台が相手なら前田推しで、まだフィットしないというなら兵藤慎剛がいいと思うのですが。
GKも榎本哲也か、飯倉大樹が間に合うのかというところですね。
私の浅いサポーター歴で、これほど忸怩たる思いに駆られたオフはありませんでした。でも光明は俊輔が元気なこと。ユアスタで決めたような、あのフリーキックよもう一度。
来ない新戦力を嘆くよりも、今は前に進みましょうかね。
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