【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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それでも期待せずにはいられない魅惑と不健全

調子良いってさ。ウチのエース。

そういえば、久しくエースストライカーという言葉を使っていません。

なぜって?

…いなかったから。いなかったからさ。ずーっとケガ。治ったと思ったら、またケガ。

コストパフォーマンスの悪さに呆れ、諦めてしまったファンも少なくありません。

背番号18、FWラフィーニャは、このオフも「いろんな話」があったと言いますが、自らの意志でマリノスに残ることを選びました。

加入直後の鮮烈な輝きを忘れることができません。とくにホームの川崎戦でジェシのバックチャージで負傷するまで、それは凄い存在感を放っていました。パワーとスピードを持つ本格派。誰もがそう思ったのではないでしょうか。

ただ、その活躍に驚きながらも危惧する[記事](http://sp.plus-blog.sportsnavi.com/vaphoon/article/416)を書いていました。

結果的に予想が当たってしまいました。怪我の長期離脱もあって、移籍1年目のインパクトを大きく下回る2年目となったのは、本人にも、マリノスにも大きなダメージに。

昨季、躍進の2ndステージのあのメンバーの中に、もし最後まで彼がいたならば、結末はどのようになっていたでしょうか。ホームの甲府戦は2-0のスコア以上の完勝。あの突然のスコールに見舞われた試合です。伊藤翔と交代するまで、彼はピッチでまたもや驚くまでに「攻撃の中心」にいました。

そして、彼の昨年最後の輝きでもあったわけです。

周囲が期待を寄せるほどに、裏切る彼の膝や腿。すぐに張りを訴える。しかもそのタイミングが常に、よしこれでイケるか!?というチームがフィットしてきた頃。

それでも報道によれば、シーズンオフもトレーニングに励み、かつてないほどキレのある体で来日したというのですから、上位を狙うなら、彼の能力に期待するなというのが無理というものです。

ああ魅惑のラフィーニャ。本当におまえを軸に据えていいのかい。もしも、30試合くらい出場したならば、15点は計算できるでしょう。

しかし過去同様に今年も10試合以下にとどまるなら、結局今の選手層では…。あるいはもしもラフィーニャが稼働できると踏んでいて、それで最前線の補強に動かないのか。ラフィーニャは居てくれるだけでもうけもの。丈夫なエースがもう一人どう考えても必要なのに。

とりあえず俺たちの、爆弾をかかえたエースストライカー。ってことは、地雷を踏んだらサヨウナラ

おいおい、不発を祈るしかできないって、そんな不健全なことってあるか。

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[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)

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