【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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受け入れがたい、アデミウソンの移籍話

新年明けましておめでとうございます。今年も良い年でありますように、、、などと、思っていたら三が日の最後にエルゴラがブッこんで来ました。

G大阪アデミウソンをレンタルで獲得へ。ブラジルのメディアにも出始めていて、これはもう「確定」の雰囲気。

マリノスに再レンタルという話は?

欧州からのオファーはなかったのか?

あれ、シティ本体の狙いは?

…などなど、昨夜寝る前は、寝耳に水による大混乱でした。

アデミウソン、許すまじという誤解が起きていますが、多分それはお門違いです。

マリノスとは1/1付けでレンタル契約が満了しています。恐らく、最初に再オファーを出したのはマリノスであり、当初はサンパウロも優先的に交渉していた。あるいは優先的に交渉しているようなふりはしていた。

選手本人が望むような欧州からのオファーはなかったが、大阪からはオファーがあった。それは横浜の提示する額を(大きく)上回っていた。

だからサンパウロは、そちらを選んだ。アデミウソンの意志はほぼ関係がない。

ただし、涙の別れがあっただけに辛いですね。全然気持ちに整理がつきません。まずは「アデちゃん…。なんでうちんとこ帰ってきてくれんの…」という好きだっただけに、感情的な課題。

さらに二つわだかまりがありますよね。

1つ目は、ガンバがさらに強くなってしまうやんけという問題。アデを最初から2列目のサイドで使えば、宇佐美とパトリックはますます活きるでしょうね。

優れたフィニッシャーがいる環境なら、アデの良さもより引き出させるかもしれません。阿部や倉田の代わりにアデミウソン。悪夢です。

もう一つは、なぜアデを掻っ攫われてしまったのかというマリノスフロントに対する不満です。シティとの提携があったからこそ、アデミウソンを獲得することができた。そのパイプをまんまと国内の他クラブに利用されるなんて。

周りがそれでも納得するのはただ一つ。アデよりも得点が期待できる選手の獲得に目処が立っているということでしょう。

新ストライカーがとにかく必要だった。アデにもいてほしい。だが、どちらかを選ばざるを得なくなった時、新戦力にかけた。いや、アデに不足している決定力を持った彼の方が絶対に必要との確信があった。

それならば、なんとか受け止められます。しかし、そんな大逆転などあるのでしょうか。

この後、新体制発表会までに何が起こるか。ますます見逃せない状況になりました。

当たり前ですが、マリノスからのレンタルではないので、マリノス戦にも普通に出場してくるでしょう。

対峙するのは、小林祐三か、下平匠か、はたまた金井貢史? 彼らには意地にかけて止めてもらわなければなりませんね。私たちもアデにただブーイングするなんて民度が問われるレベル。完封するマリノス守備陣に万雷の拍手喝采というのが、適切な抵抗かもしれません。

新年早々、厳しい話題になりましたが、上記のようなシナリオを、今は待ってみようと思います。

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[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)

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