クリスマスプレゼントを待ち侘びてたら、まさかまさかの奈良輪雄太移籍のリリース。
湘南のカリスマ、チョウキジェ恐るべし。端戸仁も複数クラブとの争奪戦を制したようで、奈良輪とあわせて湘南加入が発表されました。
奈良輪を貴重な戦力、とくに左右どちらもできるサイドバックのバックアッパーとして見れば、非常にありがたい存在でした。今季はケガで出遅れてしまいましたし、小林祐三と下平匠はフル稼働してくれたので出番なし。
年齢と立場を考えると、移籍という彼の決断は受け入れざるを得ないと感じました。にしても、寂しいですけど。
クラブW杯で、広島のミキッチが活躍するたびに、13年シーズンの首位攻防戦で彼と対峙、ほぼ何もさせずに完封した奈良輪の輝きが思い出されました。小林の欠場で巡ってきた中、一世一代の素晴らしいパフォーマンスにゾクゾクさせられたことを覚えている方も多いはずです。
さて、マリノス。比嘉祐介と天野貴史が退団し、ただでさえ手薄なサイドバックにおいて、編成上「3人目」の奈良輪が抜けたことは大きな痛手です。
右サイドもできる遠藤航の争奪戦は浦和移籍ということですでに終了。マリノスユースには常本佳吾という期待の逸材いますがまだ2年生です。さて、では誰を。
スポーツ報知によれば、千葉の金井貢史の復帰が濃厚だと言います。すでにオファー済みで、近日中に正式合意とまで記事は伝えています。
今季千葉ではほぼ右サイドのレギュラーとしてプレーし、5得点。大事な場面ではなぜかゴール前にいる積極性も発揮されていました。ともすれば相変わらず安定感に欠くという見方もできるのでしょうが。
入団が実現すれば13年に鳥栖に期限付き移籍して以来、4季ぶりのマリノス復帰ということになります。つまりちょうど奈良輪雄太と入れ違い。金井の代わりに入った奈良輪が抜けた穴を、本人が埋める。ま、クラブ的に言えば同じところをぐるぐる回っている印象は否めません。
が、成長した金井貢史が、レギュラー争いに割って入ったら、チームも活性化しますね。まだまだ25歳、これからの選手だと信じています。もう一度、マリノスで輝いてほしい選手の一人だったので個人的には嬉しい報せでした。
しかし厳しいことを言えば、補強戦線では「常に相手にリードを許す苦しい展開」と言わざるを得ません。もう、毎年恒例のことになってきました。
軸となるフォワードの件はいつも書いていることなので今日は割愛します。まさかアデミウソンのように、シーズンが始まってから取るつもりではありますまいな。
今日はクリスマス。クリスマスといえばクリ原勇蔵。契約更新か、移籍を選択するのか迷っていることを示唆していました。その後動静が伝わってきませんが、大丈夫なんでしょうか。あのクラスの選手をよそが狙わないはずがありません。出場機会
がほぼ保証されるようなケースもあるでしょう。
それでも、絶対にいてもらわなくては困る。よもや移籍するまいという確信と、一抹の不安。動静が聞こえないのはやはり不安が勝ってきます。
メリー栗原勇蔵。来年も宜しくね。今年のうちに、更新の発表はあるでしょうか。
<br>
[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)
皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。
