アデミウソンの退団は決定的という見方が広がっています。Facebookでの本人のコメントが、サンパウロの復帰を強く示唆しているというもの。
現実として突きつけられるととてもショックです。
しかも1月1日までマリノスとの契約が残っていますが、12月中にはサンパウロに戻るという考えが事実なら、仮に天皇杯で勝ち残っても、マリノスはアデミウソン抜きで戦うことになります。
勝った場合の準々決勝は12月26日。浦和相手と決まっています。アデが
揺れ動く乙女心、いやサポ心。
それらの心配はすべて勝った時のため。
相手は神戸。そして老練、ネルシーニョ。直近のリーグ戦の逆転劇はあくまでも数的有利に恵まれてのもので参考にはなりません。
普通なら、俊輔を封じに複数の選手でプレスをかけ、センターバックの二人にゲームを組み立てるように仕向けるでしょう。
それを嫌った影響か、俊輔のベンチスタート。藤本淳吾が久々の先発となります。膝をいためたという話のアデミウソンも先発の予定です。
神戸とのリーグ戦で固められたゴール前をこじ開けたのは、アデのスーパー個人技でした。ネルシーニョの想定を超える一つの方法が圧倒的な個の力。
そして、また全国的に雨。今年の天皇杯は雨の大会と記憶されることになりそうですね。
年末まで夢が繋げるか、淳吾同様にキーになるのは間違いなく兵藤慎剛。
今季、不本意なシーズンとなってしまった二人の実力者が、何を見せてくれるか。その結果として、年末まで「今季」が続くのか。
アデミウソンの去就に、気を取られている場合ではない、大事な一戦です。
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