現在、31名。ここに来季の新入団選手として、すでに背番号のある和田昌士と富樫敬真を除いても、3名が増えます。
また期限付き移籍中の松本翔、佐藤優平を合わせると、36名ということになります。
ただし、それは誰も退団しなければの話。仮に天皇杯で優勝し、来季のACLに出場権を得た場合は、通常より選手が多くなるものですが、それにしても余剰というのが実体でしょう。
間も無く来たる、別れの季節。それが11月という一年で最も、選手の運命が変わるときです。
今年は、エリク・モンバエルツ監督が就任しました。就任後に加わった選手はアデミウソンくらいのもので、ほぼすべて前からあったチームを引き継いでのものです。その中でも富澤清太郎や優平は自ら移籍を選び、出場機会を求めて行きました。このオフには、エリク監督の意を受けた補強が初めて行われるでしょう。
したがってリーグ戦終了後には、例年よりやや多い選手の退団が発表となります。
「同じ選手、同じスタッフでできるのはあとわずがである」と、どこかの選手が言っていたのを目にしました。確かにチームは、これからも続いていくけれど、このチームは今しかないんですよね。
しかもそれに加えて、今年はアデミウソンの動向がどうしたって気になります。
彼と今のチームで長く戦うには、明日の天皇杯、神戸戦に勝つしかありません。
勝てば12月26日の準々決勝で浦和と対戦することが決まります。リーグ戦最終節から一ヶ月も間隔が空きますがそこまで契約が残っているのは事実。
ただ、天皇杯を取ったとしても、アデミウソンやその他の何名かの選手とはともに来季のACLを戦えないかもしれないなんて。なんだか、こんなことを書けば書くほど、寂しくなりますね。
あと残り試合はわずか。契約満了で来季の契約が更新されない選手の発表も間もなくです。
来季、スピードある、監督好みの選手が加わるとしても。より魅力的なサッカーが展開され、正真正銘、優勝争いできるとしても。
中村俊輔と中澤佑二は38歳になる来年は、いよいよリーグタイトルに挑むラストチャンスか。年々厳しくなっていくのは事実でしょう。
やはり寂しい。
この感情を一時的でも隠してくれるのは、明日の勝利だけ。
アデミウソンが膝を痛めたとか、中町公祐が復帰できそうかとか、気になる話はたくさんありますが、まずは明日。
それにしても、11月は一年で一番寂しい。前節でリーグ戦の可能性が潰えたためによけいに、そう感じるのかしら。大好きな選手がもし、移籍を選択するようなことがあったら…。怖くて想像すらできません。ほんと、好きで居続けるってツライことでもありますね。
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