【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

巷ではタイトルマッチ。「最高の場所へ」行きたい

鹿島の強さばかりが目立った決勝戦。カイオのボールタッチとスピードはヤバイですね。あのチームと来週戦います。しかも、カシマスタジアムで。

もしマリノスが川崎戦のように守勢にまわってしまったら、果たして凌ぎきることができるでしょうか。相当な難易度の高さです。

前半は数あるチャンスをモノにできず、0-0のまま。第三者的に見ると、決めきれない感じが嫌でした。後半に入って、パトリックと宇佐美の「一発」で強かにG大阪が勝つのではないか。タイトル慣れ、決勝慣れしている試合巧者はG大阪です。

セットプレー時のG大阪の守備が結構アレだったのと、やはりACLを含めて全て戦い続けてきたツケなのか。ACL天皇杯も早めに負けた鹿島の方がフレッシュだったのは皮肉なことです。

G大阪のマークがずれて、やりたい放題の前半から、たまらずG大阪の長谷川監督は、西野に代えて岩下とCBを交代。五輪を期待される逸材とは思いますが、経験値的にはまだ荷が重かったか。ただ岩下になっても、大きくは状況が改善されず。終始、中盤の攻防を鹿島が制したことが勝因だったと言えましょう。

試合終了後の表彰式。やはり勝たないと得られないものがあります。あの様なタイトルがかかった舞台でなければ、感じられないことがあります。

優勝という事実は、より一層チームへの誇りを強くしてくれます。新たなタイトルへの渇望も生まれることでしょう。

善戦では物足りなく、セミファイナルでは味わえない。

天皇杯にはベスト16のチーム全てに等しくチャンスがあります。でも元日はだいぶ先です。

昨日、圧巻の強さを見せた鹿島を倒すことによって、J1タイトルにも生き残りの可能性が出てきます。引き分け、敗戦は即アウト。勝ったとしても、広島対G大阪が引分であればアウト。

チャンピオンシップの綱渡りサバイバルです。

それなのに、マリノスの急所になっているボランチ中町公祐がまだ復帰できないのに、代表合宿で喜田拓也が足首捻挫とはあゝ無情。

暗雲立ち込める中のFC東京との練習試合では熊谷アンドリューが存在感を示せず。兵藤慎剛が間に合うことを祈るのみです。

コーナーキックG大阪を打ち破った鹿島の小笠原がナビスコ杯のMVPを受賞しました。去年のJ1のMVPが遠藤保仁でしたし、また中村俊輔の燃料になったはず。

たどり着こうぜ、最高の場所へ。普段はちゃんと見ない、よそ様の決勝戦を通じて、私もまたモチベーションが上がりました。

8月、9月、10月と無敗のマリノスは、晩秋もこの熟練の戦いを持続できるかが焦点です。

リーグは鹿島と松本戦。天皇杯は神戸戦。やるべきことは全てはっきりしています。

まだまだ、このチームと歓喜したい。

<br>

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。

[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)