中澤佑二500試合出場の節目のことはすでに書きました。大記録をどうあっても勝利で祝いたいものです。
残り4試合で勝ち点6差をひっくり返すという至難の技が成るかどうかは、上位チーム総崩れというメシウマな展開が2回くらい起こるという非常にムシのいい話。
ただその妄想も、まずは自身の4連勝あつてこそです。
比嘉祐介がつって、つって走れなくなるほどの、大分との激戦から中2日。しかも翌日に移動、さらに今日が14時キックオフという、疲れをそのまま抱えたままでの、リーグ戦となります。
分かっていたスケジュールとはいえ、キツイものはキツイ。体が重いに決まっています。ただ、これが今季最後の連戦です。いや、天皇杯準決勝と決勝が近いぞ。もちろん出る気満々です。
引き分けの意味は、負けと同じ。勝たなきゃ終わりのトーナメント。勝ったところで届かないかもしれない栄光を、本気で追えるかどうかはメンタルの戦いでもあります。
こういう時こそ、腹から声を出して応援するしかない。そう考えている人も多いことでしょう。小雨がぱらつく程度で、今からでもスタジアムに多くの方に来てほしいものです。
どうやらスタメンはほぼ仙台戦を踏襲。齋藤学の復帰が遅れたのは誤算ですが、天野純にはチャンス再び。スタメンで元気と言える選手は彼と下平匠。大分戦で完全休養となったのは大きいでしょう。二人共攻撃面で存在感を発揮してほしいところです。
天皇杯では映像を見られず、決勝点の伊藤翔さんを称賛する記事を書けませんでした。カテゴリーが下とはいえ、天皇杯で2戦連発。今度はリーグ戦でもチームに歓喜をもたらすゴールを期待したいところ。
さらにはボンバーヘッドにもいつも以上に期待。俊輔が、佑二へのボール供給を宣言しているそうです。この二人の試合後のヒーローインタビューとかなったら、胸熱ですね。
そうはさせじと、行く手を遮るのは神戸。というか、ネルシーニョ。彼のマリノス対策はいつも急所を突くように的確で、こちらの良さが無力化してしまいます。
楽観視しても仕方ありませんが、彼らはさらにナビスコの準決勝2試合を戦ってきており、5連戦中。疲労度は推して知るべしです。
ただマリノスは水曜に120分、あちらは90分で勝ちましたので、まあ互角？！
こういうときは、気持ちで勝負！と外野が言うのは、あまり好きではないのですが、でもそういうことですよね。
ホームの試合、ラスト2。今年ももうそんな季節です。全員の後押しで奇跡を手繰り寄せましょう。
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