【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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アンドリューよ、漢になれ(柏戦 展望)

怪我はつきもの。普段口にしてはならないことですが、控えの選手にとって、レギュラーの怪我は結局最大のチャンスとなります。それを喜んではならないが、心密かにチャンスだ…!と意を決するものでしょう。

置かれた立場を変えるのは結果しかありません。ところがなかなかベンチ入りすらできない選手にとっては、結果を出す場さえ与えられづらいのが常です。

彼は、すなわち今日の最大の注目と言っていい熊谷アンドリューはそれだけの準備をしてきたでしょうか。ベンチ入りもわずかだったのにいきなり先発。今の立場なら1年に1回あるかどうかのチャンスが彼の元にも来ました。

喜田拓也が怪我、中町公祐も怪我で不在。もし三門雄大ボランチならば相方として先発したのは兵藤慎剛だったかもしれません。さらにこういう時に最も頼られる存在だった富澤清太郎が完全移籍。チームにとっては痛手でもなんだかアンドリューを起用させようという見えない力でも働いているのでしょうか。そのくらい色んなことが重なって、彼のチャンスは生まれています。

喜田にはない魅力の一つが高さであり、もう一つはここ数年なりを潜めていますがパスを散らして中盤をオーガナイズする力ではないでしょうか。本来はボールを狩る力だって非凡なものがあるのです。

自信がない? そんなはずはない。周りがそう言われて、なんとなくそんなムードがあるだけ。隣には、中村俊輔が、後ろには中澤佑二たちもいます。何も遠慮する必要なんてない。「これまでチャンスがあったときにいいプレーができていないアンドリューを横でサポートしたい」という俊輔のコメントは健気だが、仲間に心配させてはダメ。

肝心の俊輔は、今日も途中交代が濃厚です。山形戦から中3日で次も中3日ですから、無理は禁物という監督の考えは頷けるものがあります。

とすると、今のプランとしては、俊輔に代えて兵藤慎剛というのが基本線でしょうか。

また伊藤翔が今節も1トップに入り、軽い怪我で先発を外れるアデミウソンに代わって右サイドは、藤本淳吾

これは確実に前半でリードを奪っておかないとですね。ただ残念ながら、1-0で逃げ切る力が落ちているのが現状。去年の夏の対戦では、ラフィ、齋藤学のゴールで2-0にしたのにセットプレーで追いつかれる悔しい引き分けとなったのが柏戦でした。

暑さと、消耗。それから事故を防ぐには、結局のところ、どのくらい中盤を制圧して、マイボールの時間を長く作れるかにポイントがありそうです。となると、やはりキーマンは熊谷アンドリュー!君しかいないわけです!

今年最大のチャンス。勝てない嫌な流れをアンドリューが変えたとなれば、これからの出番もきっと増えるはず。

まずは勝とう。課題は山積みでもその話は勝ってからでもいいでしょう。

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