現在6位なので、上に5チーム、下に12チームいることになる。
上位に2分3敗。
下位に7勝2分2敗。(神戸が未対戦)
くっきりと分かれた。要するに一定以上の強いところに、自分たちのペースでやらせてくれないところに勝てないのだ。
中盤の球際が取れればそこそこ攻撃も形になる。相手の運動量が落ちれば、握れる。パスミスが自分達より多い相手ならやり易い。
それは誰でもそうなのだが、特に今のマリノスは逆境に弱く、強いプレッシャーに弱いと言えそうだ。J2で無双したチームがJ1でてんでダメなのと似ている。要するに強度に弱い。相手が事前の想定より強いとお手上げ状態。
客観的に見ると、強きを助け弱きをくじくというのは非常にカッコ悪い。
ぬるい準備をしているのではないか、そう考えたくなるほど、上位に勝てない。このままではこれ以上の順位よりは上に行けない。つまり優勝争いに加わる資格なしということになってしまう。
今年のチャンピオンシップに参戦する条件は、2ndステージで優勝するか、または年間3位以内に入るために、FC東京との勝ち点7差をひっくり返すしかない。
上位に勝てない今のままでは、厳しいだろう。
俗に、直接対決に勝利することは、相手から勝ち点3を奪うため、勝ち点6の価値があるなどと言われる。1stで敗れた相手にお返しをすることで、ようやく献上した分をチャラにできるわけだ。
後ろ向きになりたかったのではない。それが現状だと定義したかったのだ。
中村俊輔、中町公祐、奈良輪雄太、仲川輝人といった怪我で離脱中の選手が復帰することによってチーム内の競争は激しくなることだろう。怪我再発のリスクもケアしながら、「強度を高めた紅白戦」などが、どの程度できるだろうか。
ここ一番!で勝ってるチームが結局は上位にいる。
比較的、試合の間隔が空く2ndステージは、1試合にかける準備の時間も長いはずだ。新体制になって最初の17試合と次の17試合で、分かりやすく進化を見せつけて欲しい。
そして球際の強さで負けないアグレッシブなサッカーを。まだまだ進化は、これからだ。
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