代表ウィークが終わって、さあ鹿島戦。
歴史に残るシンガポール戦では柴崎岳が先発し、遠藤の後継者らしくそれなりにいいパスを入れていたと思う。大迫を入れて柴崎を下げるとはなんともチグハグな印象で、その後、有効な縦パスは随分と減ってしまった。
何よりも、柴崎が温存?されてしまったことにより、明日のマリノス戦は元気いっぱいの可能性が…。
また、ジネイの骨折の噂があったが、別メニューで練習中とか。ダヴィとの恐怖2トップ実現はしなそうだが、果たして。
昌子のSB起用からCBに戻したところ、前節は精彩を欠き、ミスを連発。柴崎に叱責されたとか。
アデミウソンを最前戦で起用したい、ラフィーニャとの同時先発は守備面での負担が大きい、藤本淳吾はサイドで起用したい。そんな思惑の結果ということだろうか。
栗原勇蔵は既報の通り、復帰を遂げて今節からベンチ入りが濃厚だが、中村俊輔はまだだ。監督によれば、3週間後の2ndステージの開幕を見据えて欲しいとのことだ。ついにシーズンの半分まで欠場が続くのは、誠に残念。まずは最終節の神戸戦に、練習復帰できればいいのだが。
両チームが共通して攻撃陣に怪我人がいて、やりくりを続けているが、もう一つGKの話題を挙げたい。
鹿島関係の情報を集めていたら、ジネイのけがを残念がる声に続いて多かったのは、GKの交代を求める声が多いことに驚いた。開幕戦でリーグ記録となっている曽ヶ端の連続出場が止まったことは話題になっていたが、背番号1の佐藤の評判がすこぶる悪い。
いわく、顔も見たくないとか、早くソガに戻せとか、枠内シュートは全部入るとか、散々な言われようだ。複数のサポが言うのだから、余程なのだとは思うが、その噂を間に受ければ、とにかく遠目からのシュートだ。一発決まれば、一気にゲームの主導権を握れる。
この点、飯倉大樹が先発してから負けなしのマリノスとは対照的だ。飯倉は波に乗ってきていると言っていいだろう。
シンガポール戦は、キーパーを乗せてしまったことで、完全にゴールが閉ざされてしまったが、逆の展開なら、大開放モードもありうる。
プレッシャーを受けても仕事ができるアデミウソンと、プレッシャーがなければたまにとんでもない芸術的なシュートを見せる伊藤翔の前後の組み合わせ。ひょっとすると、新しい発見になるかも。
その上で期待は齋藤学。「個で突破」が膠着したゲームではいかに大事かも代表戦で再認識したこと。多少の軌道修正が必要な代表に、俺こそが必要だ!とアピールするなら今が絶好機だ。
鹿島は乗せると、絶対に厄介だ。比較的大人しめの今だからこそ、叩いておきたい。野沢がいないだけでだいぶ気分は違う。
気温湿度ともに高めのコンディション。だがこの時期は雨でないだけでもありがたい。中断明けでも、上位争いをしているチームに相応しい落ち着きと、熱さで、勝利をつかもう。
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