【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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大胆入替のメンバー、今後生き残るのは誰か?(予選7節・山形戦 展望)

消化試合などない。今夜のスタメン、全員に消化試合という概念など存在しない。

先発予想のメンバーの中でも、

ラフィーニャは本調子なら当然レギュラー格であり、

富澤、比嘉、佐藤、伊藤は、リーグ戦でもベンチ入り以上の位置にいる。

天野純はベンチ当落線上か、やや下で、

鈴木椋大天野貴史、北谷、熊谷、中島は、おおチャンスをつかんだのかと、試合出場することで、どよめきの起こる存在だ。

モンバエルツ監督は「消化試合」などと全く思っていなかった。この先発メンバーに誰一人、消化試合、調整の為などと思える選手は皆無だからだ。次のチャンスを手に入れるにはもうこの試合しかない。光る何かを見せたら、ようやくベンチ入りの機会または、天皇杯2回戦でお声がかかるだろう。

そうでなければ、よほど練習で突出したパフォーマンスを続けない限り、厚くて高いレギュラーの壁は破れない。

鈴木椋大北谷史孝も、全然若くない。ボランチのレギュラーとなった喜田拓也は椋大より一歳下で、北谷より若い中島が先に試合出場を果たしている。若い北谷がいるのに、ボンバー中澤佑二、37歳はナビスコも全試合で先発してきた。まだターンオーバーの対象にもなれていないんだ。

幸か不幸か、相手は8強進出を賭けて全力を尽くしてくる山形。同じスタジアムでリーグに続いて、2連敗はしたくない。

したくないのは間違い無いけど、でも今日のメンバーにあの試合関わっていた選手が何人いる? 要するに、彼らには関係がない。マリノスが山形に連敗するかどうかより、自分の生き残りでしよ、そりゃ。

失敗なんか恐れるな。リスクを取ることに怯えるな。監督やコーチ、あるいは我々の中にいる、「あいつはまだまだだよね」と思っている奴らに一泡吹かせるしかないじゃないか。

ナビスコの試合の度に、当落線上もしくはそれ以下の選手のチャンスはいつまでもないぞ、と言い続けてきた。そして、ナビスコで若いチームは負け続けてきた。その最終局面が今日。勝ても負けても、チームの公式戦は増減しない。守るべきものは自分の他にはありはしないのだ。ノープレッシャー。

敵は山形にいない。己の中と同じユニフォームを着た選手たちだ。生き残れ。トリコロールのプライドに賭けるって、そういうことだろう。

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