【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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【さあ開幕】中村俊輔、「全治2〜3ヶ月」から2ヶ月で実戦復帰へ

昨日のスポニチに始まり、報知、ニッカン、サンスポと、いずれも俊輔の復帰の話題が出た!

各紙の強調するポイントが少しずつ違うが、まとめるとこういうことのようだ。

14日(火) 全体練習に合流し、フルメニューをこなす

18日(土) J1 1st第6節浦和戦(埼玉)にてベンチ入り。(出場はしない前提?)

22日(水) ナビ・名古屋戦(瑞穂陸)にて復帰。30分程度の出場

すると、25日(土) J1 第7節・湘南戦(日産ス)ではスタメン復帰…?

そこからゴールデンウィークはホームでの試合が多く、戦力的にも、営業的にもその前の復帰は明るい話題。

ラフィーニャ端戸仁仲川輝人ら、同じケガ人とともに復帰を目指してきた。連日、練習見学に行っている熱心なサポーターが黙々とランニングを行い、あるいはスパイクに履き替えてボールを蹴る姿を伝えてくれていた。

キャンプイン直後から、激痛が収まらなくなった左足首。間もなく手術を決断したわけだが、開幕に間に合わないどころか、1stステージの半分以上を棒にふると聞いたときの、私たちの落胆は大きかった。

え?もうボール蹴ってるのか?

回復が早いことは3月下旬から指摘されていたが、そこからも着実に調整を続けてきて、ようやく全体合流まで漕ぎ着けた。

後は実戦のカンを取り戻すこと、アデミウソンが加わった新しい形のなかで役割を整理すること、それらがスピーディにできれば、復帰早々から活躍すると確信している。

今、チームのムードが悪くないことも、スムーズな復帰を後押しするだろう。もしも開幕戦の後のような混沌とした状況が今も続いていたなら、もう俊輔がいなとどうにもならない、無理してでも帰ってきてくれ!となっていただろうが、公式戦3連勝中。

つい昨年末まで、俊輔が1試合でも欠場するとまるで別のチームになってしまい、しかもボールを前に運べない、誰に預けたらいいのか分からないという機能不全に陥っていた。アデミウソンというスイッチを入れられる選手の加入と、俊輔不在時プランを作り上げたモンバエルツ監督の手腕は大きい。

静かなる闘志。離脱した悔しさを胸の隅に追いやり、復帰した際のイメージを膨らませながら、自分のいない全体練習を眺めていたに違いない。

アデミウソン齋藤学兵藤慎剛とともにどう相手を崩すか。途中出場してくる伊藤翔の使い方は。自らは、後ろから攻撃の組み立て役に回るのか、それともゴール前に侵入しての仕事に積極的に拘るのか。

2勝1敗1分、勝点7。得点力はまだまだ怪しさもあるが、「不在」の割にはチームは健闘してきた。6年ぶりの柏戦の価値ある勝利だってある。

そこに柱が帰ってきて、どうなるのか。最前線の軸、ラフィーニャは復帰が遅れているが、さすがにゴールデンウィークころには帰ってくるだろう。

俊輔とラフィーニャ自体が実戦では数試合組んだだけだ。そこにアデミウソンが絡むと何が起こるか。今は想像もできない。それなのに、ワクワク感だけは高まり続けている。

俊輔の存在は言うまでもなく、大きい。見るものを楽しませ、敵チームをも唸らせる。そしてチームが強くなれば、上位進出、優勝争いも見えてくる。

プロ19年目、いよいよ開幕が近づいてきた。タイトルに名前を戴く本ブログも再開幕である。

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