週末、J1リーグ戦の第4節、マリノスはアウェイの柏戦に乗り込む。
今季のACL出場4チームのうちたった一つ、ここまで善戦しているのが柏レイソル。他の3チームが1勝もしてないのだから、比べることもできないような差がついている。
一般的に、ACL出場チームはこの3〜4月の戦いが日程過密化と移動距離が長くなるために不利とされる。その中でリーグも含め未勝利とドロ沼の鹿島、リーグでは負け知らずと内弁慶ぶりを発揮している浦和のように、結果に差は出るがACLの影響は小さくはない。
確かに、国内の移動とは負担のわけが違う。さらに、ナビスコ組とACL組が、予選で戦うのはともに6試合で同じなのだが、ナビスコ予選は6月までかけて行う。だがACLの予選最終節は5月5,6日だ。だから今が一番ACL組にはキツイはずだ。
マリノスにしてみると、この柏戦がACL組との今季初対戦。仮に、相手が海外でのアウェイマッチ帰りでの1戦となると、こちらが有利となる。だが2年前、同じくアウェイの柏戦ではこんなことがあった。
マリノスは大型連休中のために試合数が多く、中2日での対戦。一方の柏は、豪州遠征帰りながら、試合間隔は空いていて中5日。
果たして、先に足が止まったのはマリノスで、結果は1-2で敗戦。豪快に工藤壮人に決められた。いろんな日程の妙があるものだ。
今回、マリノスはナビスコ予選を土曜日に戦って、そこから中6日。不利はない。
柏が週中にACLの遠征でもあればしめたもの、と思ったが、今週は非開催。(よく考えると今日代表戦があるからか)
なるほど、同じ条件…ではなかった。柏は先週の土曜日に試合を行っていない。3/22の新潟戦(2-3で敗戦)以来、中12日の公式戦となる。
この影響はどちらに良い方に出るだろうか。
日立台。なぜかマリノスの選手の動きは重く、柏は軽快に躍動する08年以来勝てていない場所。一昨年のナビスコの2ndで2-0で勝って敗退したことがあったが、あれも勝利には含めづらい。
そもそもホームで強い柏だが、紐解いてみると、日立台で柏がいいようにやられているチームもあるのだ。なんと磐田にはホームで通算3勝2分10敗。
これも相性と言ってしまえばそれまで。気持ちの持ちよう、過去はあまり関係ない。
土曜日の天気予報から雨マークが消えた。まだ少し残席があるそうなので、鬼門を吹き飛ばす応援をしよう。帰り道の常磐道が笑顔になるように!
レアンドロドミンゲスも、ジョルジワグネルも、田中順也も、さらにはネルシーニョも。天敵はいなくなった。こちらも新生マリノスだ。
結局は不安よりも、期待が大きく上回る。
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