【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

サバイバルな一戦。勝たなきゃだめなのは間違いない〜ナビ2節・清水戦(ニッパツ) 展望

2ステージ制になって短期決戦とは言うけれど、34試合が17試合になっただけのこと。

それに比べて、ナビスコ杯予選のなんと厳しいことよ。たった6試合、上位2チームに入らなければ、上には進めない。近年の傾向から突破に必要なラインは勝ち点差11だ。3勝2分1敗は必須、できれば4勝。

マリノスも清水も、初戦で不覚を取っており、ここで負けると、2連敗となる。上記の星勘定からすれば事実上、グループ突破は絶望的となる。

カップ戦をリーグ戦よりも下に位置づけるのかどうかはそれぞれ監督の考え方によるが、エリク・モンバエルツ監督は初戦はっきりとリーグ戦重視を打ち出した。起用メンバーが直前直後のリーグ戦とガラリと変わっていたからだ。

では今節の出場メンバーは? そこが一番気になるところだ。今回は週末開催で、次のリーグ戦までは丸々1週間が空く。主力を休ませる必要性は高くなく、むしろ実戦間隔を空けない方がよい選手も多いだろう。かと言って、無理をさせる必要もないため、概ね直近の鳥栖戦と同様の先発メンバーになるのではないか。

心配なのは、奈良輪雄太のケガ。左右どちらのサイドバックができる「計算できる貴重なバックアッパー」が、6週間の離脱となった。これは痛い。小林祐三下平匠の両レギュラーに何かあった時が一気に心配になってきた。

右サイドは三門雄大もできるけどボランチで定位置獲得に挑んでいるし、左サイドの比嘉祐介は仙台戦でのウイルソンへの軽い対応、不適切なポジション取りを見ると、だいぶ不安。

おっとその話は、直接は清水戦とは関係がなかった。

清水の開幕戦で鹿島を降したサッカーは強い印象だった。ノバコビッチなくとも、村田と大前の力強さが目立って際立っていた。そこにナイジェリアのウタカや豪州のデュークと国籍も個性も多彩なメンバーが加わってきている。

だが、開幕戦以降はモロさのほうが目立っている。さらにマリノスとしてはここ6試合全勝と、近年は相性のいい相手である。

早速、ナビスコ戦線生き残りをかけて。アデミウソンの艶やかさが徐々に輝きを放つ中、そろそろ得点を上げて欲しかったりもする。そのような形で勝利できたなら、最も4月戦線に勢いもつくことだろう。

<br>

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。

[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)