昨季の対戦成績はマリノスから見ると2戦2敗で、一昨季は3戦3勝だった。相性がいいのか悪いのかはよく分からないが、本来、よく走り球際の強いチームは得意ではない。
しかも貯め場の俊輔がまだ不在。よい攻撃が組み立てられる可能性は正直に言って高くない。
ぶっちゃけた話、森下監督って「磐田を落とした」張本人という印象があって、チームを混乱させた監督だと思っていた。ユン元監督との契約解除以降、チームが分解しないでまた長所をより鍛えて、強くなっていることは驚異であり、脅威でもある。
結果も伴って今の鳥栖は自信をつけている。それに対してふわふわ感が拭いきれないマリノス。
一つの光明は、齋藤学だと思っている。
仙台戦、下がってボールを受けた時、前線で中に移動しながらロングボールをおさめた時、いずれも中央で思い切りの良さが出た。
良い時の彼が少し戻ってきたのかもしれない。いろんな試行錯誤の末に、答えを出す時、「深く考えずに思い切りやってみる」ことも一つの方法だ。
大砲、というよりは速射砲のアデミウソンを生かすのは、やはり今のメンバーなら齋藤学と兵藤慎剛を信じたい。この三角形のコンビネーションで、守備陣を崩す。それくらいしか、見当たらない。
ところで、ニッパツ初戦、不敗神話を見つけた。下記は過去10年の「三ツ沢」でのリーグ戦初戦の戦績である。
2014/3/15 3節・徳島 3−0○
2013/7/6 14節・大分 1-1△
2012/4/14 6節・大宮 1-1△
2011/6/22 17節・新潟 1-0○
2010/5/15 12節・京都 2-2△
2009/4/11 5節・神戸 5−0○
2008/4/2 4節・F東 3−0○
2007/3/10 2節・横C 0-1●
2006/8/23 19節・大宮 1-2●
2005/7/23 18節・柏 0−0△
ニッパツ三ツ沢球技場に名前が変わったのは2008年から。以降、7戦4勝3分で負けていない。
だから、どうした? …いや明日も負けないよって…。
引き分けでも御の字ってことか? …いやそんなつもりでは…。 うーん、いつになく弱気。
ともかく得点とらなきゃ、勝利はない。
叩き3戦目のアデミウソン、上述の齋藤学で、ニッパツ三ツ沢に歓喜をもたらして欲しい。
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