【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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カルロス・ゴーン「マリノスへのサポートは続ける。良いショーであればな」なぜ、このインタビュー?

あまりにも唐突で不自然なインタビューが目に飛び込んできた。

答えるのは日産自動車のドン、カルロス・ゴーン氏だ。これがダイヤモンドとか東洋経済なら、例え話題がサッカーの話でもそこまでは驚かないのだが、なんと掲載誌はNumber! ごめんなさい、2週間前の発売だけど、俊輔インタビューが読みたくて慌てて買いました。

稲本と小野の黄金世代インタビュー、宇佐美や武藤の特集の陰に、カルロス・ゴーン

日産自動車として欧州CLのスポンサーになった話題から始まり、有名な話なのかもしれないが、自身も大学生までFWでプレーしたというエピソードと、ブラジルがまさか1-7で敗れるなんて信じられないなどという感想、W杯の多くの大会を生で観ているという話などが紹介されていた。

最後、マリノスの話になると、まずは楽しいショーであること、次に優勝を求めるという優先順位だということと、マリノスを、サッカークラブを、サポートすることはグローバル企業としての責務だと答えた。

結びは、「マリノスが楽しいショーであり続ければ、我々はサポートを続けていくことを約束します」

…なんだろう、これ。読み通してみて。ここにゴーンインタビューが載っている意味をもう一度考えるがよく分からない。

ただ、次のページには欧州CLの見所を中村俊輔が解説するインタビューがあり、さらに次は俊輔自身に関する二宮さんの記事がある。やはり不自然で、記事広告としか思えない。

では、誰が広告を出したがったのか? 当然、日産自動車だろう。

なぜ? シティに売却するつもりがないことを暗に伝えたかったのか。何のために?

単に、日産のUEFAスポンサードの事実を伝えたかったのか。それならJリーグ特集の雑誌を選んだことに、多少疑問はあるが、嘉悦さんでも下條さんでもなくて、ゴーン社長が出てきた理由はそこだろうか。

また、マリノスが本当に楽しいものと映っているのか。及第点だからこのままの調子でとも、去年はイマイチだったとも、内容への言及は一切ない。

一つには「大衆の支持」を表す指標として、観客動員数があるのは言うまでもない。アデミウソン効果と、俊輔という役者が帰ってくれば、連休付近にホーム戦が多い今年は、去年よりも伸びる素地はある。

仮に2013年のように優勝を争う鍔迫り合いがなかったとしても、どこまでその水準に迫れるか。

露出の絶好の機会であったFC東京戦が凡戦に終わったのは残念だが、やはり我々としては、周りの人々を誘ってスタジアムに連れて行くということだな。

あ、車を買い替える時もまずはニッサンを購入。せめて、ニッサンから検討。

けが人続出で閉塞感いっぱいの開幕から一転、アデミウソンの加入によって期待は高まっている。今のところシティと提携した良い点が表面に出てきている。

ゴーンさん、大丈夫、マリノスは今年も楽しいです。ご多忙中とは存じますが、ぜひたまにはスタジアムで一緒に声援を送ってください。トリコロールの旗には驚かれると思いますよ。

欧州CLは無理でも、近いうちにACLを取りましょうよ。

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