【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

買収する価値なし、とか言われるとそれはそれで…

[俊輔が超回復](http://www.nikkansports.com/m/soccer/news/1444586_m.html)の記事にワクワクし、アデミウソンの動静に固唾をのむ。対戦するFC東京の状態はどんなだっけ?と前節の試合を見る。

すべては週末の観戦を待ち侘びて。試合も楽しみだが、そこに至るまでの日々も楽しみである。

4年前の大震災もちょうど、開幕戦を終えて、第2節を翌日に控えたタイミングだった。生活と社会が変わった日、Jリーグに限るような話でもないが、様々な娯楽が止まった。再開まで1ヶ月半、今から考えたら比較的短期で復活できたといえるのかもしれない。

改めて、普通にサッカーが楽しめる日常に感謝を。年に一度この日くらいは特に。

さてさて、アデミウソンが紅白戦でレギュラー組に入って得点も記録。先発出場が見えてきたようだ。「地上波生中継」と意気込むTBSも、中継カード選びが正しかったとお喜びだといいのだけど。

地上波生中継(4年ぶりだそう!)と、わざわざテレビ局自身が謳うほどに、Jリーグは数字が取れないという評価が固まってしまっている。私たちのようにスカパーに当然加入している身からすれば、実は地上波か、BSか、CSかは大した問題ではないのだけれど、問題は一般客の目には一切触れないこと。

地上波で採算の合う数字が取れないから衛星放送のみ、では状況はますます悪化するだけ。武藤、森重などの現日本代表対、中澤佑二栗原勇蔵の元日本代表最終ラインの攻防というアングルに、若きセレソン、将来のスターというスパイスが加わった。

スタジアムに行って観戦するほどではないという方はぜひぜひ「地上波生中継」でアデミウソンを堪能していただきたいものだ。

現状、地上波放送されることがニュースになってしまう[Jリーグのクラブなんて、買収する旨味がないよ](https://newspicks.com/news/868716/body/)

という趣旨のインタビューが載っている。「シティフットボールジャパン」の代表、利重氏の回答だ。

米国で新たに設立したクラブや豪州の生まれたてのクラブと、日産自動車時代から約半世紀の歴史あるマリノスとでは条件が違う。だからカラーやチーム名を変えるなんてありえない。

市場や商品に魅力がなければ買収する意味はない。今、他に外資で手を挙げるところがいないのがJリーグの実態を表している。

報知に「買収へ」の記事が出て、マリノスが抗議する事態になったから、シティとしての立場も明確にしておこうということのようだ。

「現時点では」考えていない、と読むのが正しいのだろう。魅力あるものにしてから、あるいはある程度道筋をつけてから、動く。そうも読める。というか、そうでなければ投資の整合性がつかない。

そのための分かりやすい事例がモンバエルツ監督の招聘であり、アデミウソンの電撃加入である。

改めて、今年のマリノスの、というかそれを取り巻く人たちも含めた挑戦の意味は大きい。

手放しで買収されたいとは思っていないが、んな価値ねーだろ、とか言われるとそれはそれで傷つくのがナイーブなサポーターの心情?

ま、少しでも友達を誘って、そういうときにいい試合をしてもらって、リピーターになって。

じわじわとコンテンツの魅力を高めていくってことですかな。

アデミウソンはデビューの地、味スタで金の取れるプレーを魅せてくれるか。長い時間、ピッチに立っていて欲しいものだ。

<br>

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。

[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)