【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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新しいワクワクサッカーに期待する〜PSM・松本戦 展望

こないだ、初めてAEDに触った。と言っても、防災訓練の一環でテストモードで使い方を習っただけ。AEDが心停止状態の人間の生命を救う貴重な機械だとは知っていても、健康な人の体にビリビリと電気を流すわけにもいかず、なかなか触れる機会がないのが実態だろう。

テストモードで、マネキンの心臓の左と下にパッドを貼って、このスイッチを押して…意外に音声ガイダンスにしたがえば難しくないことが分かった。この体験のおかげで、万が一のときにあのビリビリのおっかない機械を使うことができるかもしれない。

松田直樹が4年前に練習中に倒れた時に、その練習場にAEDは常備されてなかったと聞く。サッカーのような激しいスポーツでは心臓にかかるリスクは日常生活よりも当然大きい。自分や家族、周りの仲間にもしも降りかかった災いを取り除けるのなら。

明日もし、スタジアムでAEDに触れられる機会があれば、ぜひ足を止めて欲しい。消火器と同じで、どういうものか知っておかないと、有事に使いこなすのは普通の人にはほぼ無理だろう。

それが明日の試合の開催意義でもある。

ラフィーニャ、矢島、天野純ら、けが人が続々と練習に復帰しているようだ。開幕戦まではあと2週間で、いよいよ仕上げの段階に入る。明日は多くの選手が出場することになるだろうし、ここでのPRが今後の起用に少なからず影響を与えるだろう。

また、開幕戦の舞台と同じホームスタジアムでの試合は雰囲気も、普通の調整試合とは全く異なる。モンバエルツ新監督にとっては試合で日産スタジアムに足を踏み入れるのは初めて。2階席はクローズのようだが、いい雰囲気を作り出したいものだ。

松本はエース船山が抜けたが、勤勉さ、堅守速攻の組織力でJ1昇格を射止めたチーム。策士の反町監督が手の内を見せるとも思えない。こちらにだけ、ホームだからこそ、昇格チーム相手だからこそ、勝たねばならない理由がある。実戦で戦うのは、5月の第13節とまだ先だが、自信をつけさせる必要などない、力の差を見せておきたい相手だ。

けが人ばかりに目が行きがちだが、順調に練習を重ねた選手からは「充実の手応え」を感じさせるコメントが多かったのが今回のキャンプの特徴だ。特に守備の構築に時間をかけた分、どのように安定感が増しているかには特に注目したい。

新しいマリノスがどのような姿を見せるか、ワクワクの季節がやってきた。ぜひスタジアムでお会いしましょう。

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