【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

キャンプを観られるのがこんなに嬉しいとは

すみませんが、1日更新が遅れてしまった。情報が古いかもしれないけどお許しを。

宮崎に行けない私のような小市民には嬉しくて仕方がない、スカパー「Jリーグキャンプ祭り」。

9時から15時まで、6時間のぶっ続け生中継である。巨人や阪神なら一球団で中継となるのだろうが、Jリーグは次から次へと中継でチームが変わる。さすがに6時間かぶりつきはしんどいので、後からオンデマンドで飛ばし見するのが正解だったかもしれない。

さて、我らがマリノス、シーガイアからは、おなじみの西岡アナウンサーとともに小村さんが登場して、9時半の午前の練習前から中継。早速、コーチ陣の準備に混ざって、中澤佑二の準備、アップの様子が取り上げられる。誰よりも早く来て、誰よりも遅く引き上げるのはいつものことながら、改めてキャンプ中もそうなんだなぁと少し感動。

この11日の午前練習は、1時間少々で終了。ほぼ休み無しでここまで来たために疲労を考慮して軽めにしているのでは、とは小林祐三の弁。

そう、練習の様子が垣間みられるだけでなく、選手のインタビューも行われるのが嬉しい。

10時55分、中町公祐と小林がコンビでカメラの前に立つ。まあまあしんどく、ぽつぽつ離脱者が出ているが、大けがをしている選手はほとんどいない。監督は、熱血漢で選手としてはやりやすい。欧州でばりばりやっていた監督なので日本人を見下すようなところがあるかと思ったが全然そんなことはなかった。

良い守備からの攻撃というのが樋口体制からの良さで、それを継続しつつ、攻撃時に人数をかけることに取り組んでいる。だが今のところは守備に重きを置いて練習している。中町、小林ともにケガもなく順調に来ているため、個人的な手応えを感じているとのことだ。仲良しの2人組らしく終始なごやかにインタビューが終わる。

11時14分にはエリク・モンバエルツ監督が登場。

非常にいいトレビアンなコンディションでこられている、選手たちもモチベーション高くトレーニングに取り組んでいる。非常にいい条件が揃っているクラブだ。

(ケガ人の多さについては?)

来る前からケガをしていた選手、病気、試合中の避けられないケガ、いろいろあるが、これくらいのケガは想定の範囲内だ。

(監督の思い描いていたことは何パーセントくらいできてきている?)

フィジカル面でいえば、ここまで非常に良い形。あとは戦術、プレーのアイデンティティを作って行くのだが、重要な選手が何人か休んでいるので、彼らが帰ってくるのを待っている。

さらに15分後、中澤佑二が小村サンのたっての願いで、本当は出たくなかったそうだ(笑)が出演。

調子はボチボチ。エンジンかかるのに時間がかかるため、体のメンテナンスに時間をかけて若い選手たちに負けないようにやっている。手応えにはまだまだ時間がかかりそう。監督の求めていることに選手がまだ応えられていない、形に現れていない。もう少し時間をかければよりいいものができそう。

(攻撃と守備、どちらが重視されてきたか?)

今のところは守備についてものすごく細かく言われている。ブロックをしっかり作れとか、2トップの追いかけ方、センターバックのポジションのことなど、細かいアドバイスが多い。

(攻撃陣はどうか?)

ケガ人ばかり。人数が少ないこともあって、オフェンスの練習がうまくできていない。早く帰ってこい。オマエら、今年がんばんなきゃ。

(個人的な目標は?)

年齢的なことをガヤガヤ言われるのでそれを封じるためにもリーグ戦フル出場。さらにタイトルを獲りたい。今年はフル出場+αで何か目標を作って行きたい。

さらには栗原勇蔵もリラックスした表情で現れる。

ラインを押し上げろということ、攻撃しているときのリスクマネジメントのことをとずっと言われている。まずは守備から入るのがベース、攻撃はその後、しっかり守ってからやろうということだと思う。

(自身は順調?)

順調にやれているので、コンディションはあがってきている。このままなら今年は期待できる。

マッサージ中、バイク中の携帯をさわるのが禁止になった。もっとコミュニケーションをとって一体になっていこうということだと思う。

(攻撃の手応えは?)

新しいことに取り組んでいる途中だが、ケガ人が出てしまってやりたいことが出来ていない部分も。まだ開幕には時間があるので大丈夫だと思う。

話を総合すると守備の構築は順調に来ている。ただ、守備の約束事を浸透させてから、攻撃的戦術に着手しようとしたのだが、そのタイミングで前線の選手に怪我などのアクシデントが集中した。

予期していたこととはいえ、フラストレーションはある、といったところか。しかもこの後に、端戸仁も膝を傷めたらしい。そのため、13日のG大阪との練習試合には高卒ルーキーの中島賢星の1トップ先発が取り沙汰されている。

何かがおかしい。

俊輔に至っては、足首の遊離軟骨の影響で歩くのも辛い状態という。

モンバエルツ新体制に早速訪れた試練と言っていいかもしれない。前線の選手の緊急補強に動くのか? しかしこの季節にできることは限られている。確かにハーフナーマイクの去就は決まっていないようだが…。

話はキャンプ中継に戻って、優勝争いの展望を聞かれた小村さんはマリノスのことはほぼ眼中になかったようで、西岡アナにマリノスも楽しみですね?と聞かれてからあわてて触れる程度。つい先ほどまでマリノスが練習していたグラウンドで話しているのに、とほほ、である。

ま、監督を除くと新鮮味に欠けるのは確かか。練習試合が終わると、いよいよチームはマリノスタウンに帰って、最後の仕上げとなる。来週、一人でも多くの選手が合流するのを信じて待つしかない。

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