【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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ここまで来たら達成したい!年間を通じた勲章

下記の選手に共通することとは、何だろうか。

中澤佑二、阿部(浦和)、太田(FC東京)、佐々木(甲府)、平岡(清水)、水本(広島)。

いずれも各チームのディフェンスの主力選手だが、さらにGKを加えると

曽ヶ端、西川、榎本、守田、楢崎、東口、林(鳥栖) が該当する。(手元調べ。抜けてる人がいたらごめんなさい)

正解は、「J1リーグ戦で、これまでの31試合2790分にフル出場している」ことだ。

31試合出場選手は他にもいるが、途中交代を命じられたり、途中から出場したり、ではこの記録は達成できない。

負傷者が出ても、自分は負傷することなく。退場者が出て、戦術が変更になっても自分は替えられることなく。

イエローカードの累積による出場停止を受けることもなく。

風邪とか、チーム内のライバルとか、好不調の波とか、一切を乗り越えてきた。ナビスコ天皇杯ももちろん重要な公式戦であるには違いないが、まず第一目標であるリーグ戦に出場し続けた。最初から最後まで。

あと、270分。それができたなら、大いに称賛されていい。とくに固定されることの多いGK以上に、フィールドプレーヤーでは18チームでわずか6名しかいないのだ。

水本は、これで3年連続のフルタイム出場となるようだ。プロの中でもプロ、鑑と呼んで良いだろう。

ちなみに中澤佑二は昨年5月25日の鳥栖戦で負傷交代したのを最後に、足掛け1年半、現在52試合連続フル出場中。この鳥栖戦の前にも50試合連続フル出場という記録が残っている。はっきり言って、年齢のことも加味すると、化け物の所業である。

逆に言うと鳥栖戦の負傷(岡田のラフプレーだと考えているが)がなければ、佑二もまた3年連続フルタイム出場だったというのはもったいない話だ。

マリノスの近年の記録では、12年の中澤佑二の他には、11年の兵藤慎剛が達成している。この他、飯倉や小椋、栗原があと1試合というのはあるのだが、それだけ難易度の高い記録ということが分かる。

栗原勇蔵は必ずと言っていいほど、出場停止が付いて回っている。たかが1試合、されどフルタイム出場である。

こうした選手からポジションを奪えない若手が情けないのではなく、自己管理まで含めた彼らが凄すぎる。そう思わずにはいられない。

あと3試合、上記の全ての選手がフルタイム出場の勲章を得られるだろうか。大いに注目したい。

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