【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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大学ナンバーワン、仲川輝人の加入決定。来年後半の活躍に期待

1m62と小柄。だが相手の懐に入ってしまえば関係ないと言う。

大学ナンバーワンの呼び声高く、昨季は関東大学リーグで得点王にもなった専修大学FW・仲川輝人選手の、マリノス新入団が発表となった。

浦和、川崎Fとの争奪戦を制したと、報道にある。専大の先輩、長澤(ケルン)のようにマリノス特別指定選手だったがドイツに渡ってしまったケースもあり、まずはよくマリノスに決まったなという印象。出身は川崎ユースで、トップにそのまま昇格してもおかしくないと将来を嘱望されていたようだ。

結果的にこの年、川崎は静岡学園から大島僚太を獲得し、仲川の昇格が見送られた一因になったそうだ、とどこかに書いてあった。真偽のほどは不明。黄金期にある専大において、早くから頭角を現して活躍。

今年の春には、マリノス、浦和、川崎のキャンプにも参加して、紅白戦でもプレーした。

川崎ユースから大学経由でマリノス、というのはあまり聞いたことがない、気がする。

簡単には倒れない強さがあり、ドリブル突破と決定力が最大の特長だそうだ。今のマリノスに当てはめると、齋藤学兵藤慎剛藤本淳吾と2列目のサイドのポジションを争うことになる。

衝撃が走ったのは、10月19日。西が丘の味の素フィールドで行われた専大と駒大のリーグ戦でのこと。仲川は自分の1G含め、チーム5得点をあげる勝利をけん引したが、終了間際に負傷。

それが自身のTwitterによれば

「前十字靭帯、内側側副靭帯、半月板を断裂して、もう大学サッカーのピッチに立てなくなった」という重傷だった。

並の選手であれば、クラブが獲得をためらって、プロ入りそのものがなくなってしまうかもしれない。仲川クラスだから、浦和もマリノスもオファーを取り下げるようなことはなかったのだが。

キャンプに参加した時の、周りの選手の反応を探したが、見つけられなかったのが残念だが、俊輔のタクトによってどう光るか、非常に楽しみな選手であることは間違いない。

まずは、半年とも8カ月とも言われる怪我を治すことが先決。複数の箇所を怪我したために通常よりも長く時間がかかるらしい。

本人は、プロに慣れた感謝を胸に刻み、一日でも早く復帰できるように全力でリハビリに取り組むと、昨日の公式発表の後にTweet。

来季のマリノスの巻き返しに向けて、シーズン後半、貴重な戦力になって欲しいし、そのためにも今はじっくりと、焦らずに、治療に専念して欲しいと願いたい。

歓迎、仲川選手。頂点を目指して戦う選手の一人として、後押しして行きたい。

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