【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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ホーム200勝のかかる、トリックorトリコロール、そして勝ち点3 〜第30節・C大阪戦 展望

フォルランカカウ効果?

前売りが3万2千枚を超えている。日曜日の夜開催なのに。

これで柿谷曜一朗が残っていたら、4万に達しただろうか。

残留争い真っ只中の17位でもスターは、スター。

いやちょっと待て。フォルランはケガだし、山口蛍も離脱中。

2トップの先発予想は、カカウ杉本健勇だが、あんにゃろに長居で同点ゴールを決められたっけ。

実力的にはともかく、この二人が興行的にフォルと柿谷の代わりを務められるとは思えない。

そんな杉本がマリノスには弱点もあるので、そこを突いていきたいとか言ってるらしいが、ほほう。おもしろい、ついてもらおうじゃないかという感じである。

大型補強を敢行したセレッソ、肝心のエースフォワードが取れなかったマリノス

戦前は優勝候補の一角に数えられたセレッソ、苦戦必至と言われたマリノス

ポポに任せてしまった上に、二人目の監督も切ってしまったセレッソ、批判を浴びながらも樋口監督で押し通したマリノス

思えば好対照である。えらい差がついたと言いたいのではない、紙一重だと言いたい。事実、フォルランの加入は羨ましかった。積極的な補強が羨ましかった。ACLではマリノスだけがグループで敗退した。実力があるのに、降格してしまうチーム、あるいは残留争いに全力で巻き込まれてしまうチームは、結局歯車の問題をかかえている。

噛み合わないままだと、34試合などあっという間である。噛み合わせるのはもちろん監督であり、選手である。今回のセレッソも、あるいは2年前のガンバも、監督の問題は大きかったと感じる。

さて、マリノス。樋口体制で4年目を迎えるのか。方向転換か。まもなく、答えを出す時期が迫っている。

樋口監督の闘争心は失われていないし、選手の心が離反しているということもなさそうだ。

俊輔の復調とともに、観客席の見た目以上に、この2試合、チーム内の手応えに繋がっているのが、兵藤慎剛ボランチだろう。

小椋、中町、富澤、三門、喜田と最激戦区のボランチがドミノ式離脱を繰り返す中で、まさに全滅。そこから生まれた兵藤のボランチ起用だ。あれだけクレバーで器用な男、本職でなくても経験はあるから、そのことに驚きはない。

ただ周囲の予想以上に、上手く行った。やりやすい!と、皆が皆、一様に口を揃えた試合後コメント。

まさに本職選手の怪我による「怪我の功名」。ひょうたんからこま、いやはや兵藤は便利な駒である。

予想以上にうまくいったものだから、考える。まもなく中町や小椋が帰ってくるが、そのときどうするのか。

戦い方が元に戻るのか。兵藤の役割を彼らに求めるのか。それとも兵藤がこの役割を続けるのか。

目先の勝利以上に、興味のあるポイントである。ただ、鹿島、清水に次ぐホーム通算200勝の達成がかかっているが、すんなり決めたい。ホームもラスト3試合、間違っても来年に残すような宿題ではない。鹿島はともかく、清水よりもホーム勝率が低かったのはちょっと意外だが。

復調気配の俊輔のフリーキックにももちろん期待したい。

今宵はハロウィンナイト。トリックorトリコロールを合言葉に、スタジアムではお菓子がもらえるらしい。ありあけのハーバー様、カルビー様はさすがである。

そんでもって、お菓子とともに、勝ち点3をいただいて、ありあけのハーバーマンオブザマッチは、、、

そうなったら楽しい夜になることだろう。

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