【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

残留力より、決定力。NACKで勝つしかない〜第29節・大宮戦 展望

落ちそうでも落ちない。受験生のお守りにもなるという。誰が呼んだか、残留力。

これを発揮した時の大宮は何か不思議な力の加護が働くのか、しぶとく、力強く、勝利をもぎ取って行く。

8月までの22節でわずか3勝だが、監督交代からの6試合は5勝1敗。それでも勝ち点31は14位で危険水域だが、ムードは上げ潮である。

本当に残留争いスイッチが入ると、大宮は強い。ズラタンムルジャの2トップは強力だが、真のキーマン、中心選手は家長昭博である。その彼が前節、不運な、というか私はミスジャッジではないかと思うが、シミュレーションを取られて出場停止になった。

キープ力に優れて、攻撃を組み立てる。得点も取れるがアシストもできる柱がいない。こうした柱への依存が、アクシデントによって柱が不在時に何をもたらすか。中村俊輔を欠いたマリノスと同じようにボールがおさまらなくなり、拙速な攻撃が増えるのではないか。

守備は基本的にブロックを作って、耐える守備。だが渋谷監督に代わってから整理され、完成度が高まったとする声は多く、事実として失点も大幅に減少している。

樋口監督が大宮の監督時代にコーチだったという間柄で、いわゆる師弟対決ということになる。互いに守備組織を作る腕は確か、といったところか。

であれば、マリノスの課題は明白で、とにかく決定力である。

スタメンは前節と同じの予想が出ている。今夜もそれなりに支配する展開が続くだろう。

カウンターに注意はしつつも、チャンスを多く作り、なんとか一発で沈めること。未だリーグ戦で勝利のないNACKスタジアムだが、なんら相手に合わせる必要はない。

この難所で白星をあげられたら、また来季に向けての期待が高まるではないか。

雨、寒さのコンディション、けが人が出ることなく勝利できますように。

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。

[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)