【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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小平遠征(笑)記

11時、FC東京小平グランドキックオフ!

我が家から40分で着くはずの当地は、環状8号線と、新青梅街道の渋滞により、さらには周辺駐車場がなかなか見当たらないという失策により、倍以上の時間がかかってしまった。

家族を降ろし、車を停めてグランドに足を踏み入れた時には、すでに後半が始まっており、すでにGK六反の姿はない。むむむ。

しかも行ったことのある方はお分かりの通り、何しろスタンドらしきものはなく、クラスの記念写真撮影で使うような、スチール製の「段差をつけるための腰掛け」があるだけ。したがって、観戦記とはとても呼べない。

ただ、グランドレベルで見てると、このメンバーだと一番声を出してるのはミカちゃん(三門雄大)だなぁ、とか、パスが来なくて苛立つ端戸仁の残念な声とか、あるいは松本翔の敏捷性の素晴らしさを実感できる。

もっとも松本翔については松田陸に体を当てられると、いとも簡単にボールを失ってしまい、フィジカル面の課題も物凄く良く分かるのだが。

マリノスの布陣は

__藤田_伊藤__

佐藤_____端戸

__天野_三門__

奈良_練習北谷松本

____飯倉___ (前半は六反)

だったよう。

残念ながら公式戦ではお目にかからない選手を見られるのが、魅力。佐藤優平はやはりよく走るし、練習試合だと目立つ上に結果を出す。

天野純の技術力も高い。さらにボールタッチでは端戸仁は上を行くかも。北谷くんは、ごめん遠くてよく見えなかった。目立たなかったのをポジティブに捉えよう。

試合は6:4くらいでマリノスが押し気味に進め、コーナーキックから唯一の得点が生まれた。松本翔の左コーナーキックはドンピシャの素晴らしいボール。そこに背番号14のビブをつけた関東学院大の選手が細身の身体に似合わぬ高いヘディングでゴール。

この他にも、藤田が左を抜け出して、惜しくもバーを叩く強烈なシュートなど、優勢だった。

FC東京では18歳、快足ウイング・平岡翼の速さに末恐ろしさを感じる。ただ一方で速いだけで通用しなかった選手もゴマンといるわけだが。

ところで、こんな珍しいシーンがあった。

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ペナルティスポット付近での、間接フリーキックの図。マリノスの好機、エリア内で混戦のボールを東京DFがクリアミス(多分ミス)。それがキーパーの真上に上がり、思わずキャッチしてしまったので、バックパスルール違反になった、という経緯だ。

間接フリーキックなのでPKは与えられず、バックパスが行われた地点からのリスタートとなる。東京の作戦としては、全員でゴールマウスに並ぶというなんだか笑える作戦。間接なので、松本翔が触って、三門が激しく蹴り込むというサンドバッグ状態になった。ある意味PKより可哀想な見た目。

結果は三門のシュートは人間の壁に弾かれて、コーナーキックに落ち着いた。あんなん、入らないって、逆に。

そんな珍プレーもあるにはあったが、間近でプロのプレーを堪能できる貴重な機会だ。スタジアムで選手をヘタだとか野次るおじさんがいるが、遠い距離から見るからそんな失礼なことが言えるんだ。グランドレベルで見てから言ってごらんと言いたい。

なお、ファンサービスに力を入れるFC東京、噂には聞いていたが。

写真は気軽にサインに応じる元日本代表、高橋秀人選手。土日でも、試合翌日でも触れ合えるようなつくりは羨ましいっちゃ羨ましい。ま、マリノスだと俊輔キャプテンにかかる負担があまりにも大きくなってしまうから現実的ではないが。

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公共交通機関を利用した方がいいけれど、楽しませていただきました。また来ます、小平。次お会いするのは、最終節の味スタでしょうか。その時、お互いどんな順位でしょうかね。

いい位置で最終節を迎えるにはまずは鹿島戦! 結局、カシマも見に行ってしまうのかな。名古屋戦のような試合だと帰り道が本当に疲れるのだけど。

そんな弱気の虫と戦っています。

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