【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

スポナビブログの閉鎖に伴い、引っ越し。無くなっちゃうのは忍びなかったのでアーカイブです。基本、更新はしない予定

リーグ3連勝の流れをそのままに、つまりナビスコのことは忘れよ〜第23節・名古屋戦 展望

上の順位を狙うにはもう勝つしかない。敗戦はもちろんのこと、引き分けさえも許容できない。残り12試合、すべてがトーナメント戦である。

開幕以来、2度目の3連勝中。今季の連勝記録を更新できればその先も見えてくる。

開幕3連勝の記憶は、その後、甲府戦から始まった、得点不足、バランス不良による負の記憶にかき消された部分が大きい。それは当時を上回る4連勝で払拭するしかない。

11年、5連勝。12年、4連勝。13年、6連勝。まだ我らは上位に行く可能性を残している。やはり必要なのは連勝だ。

14位の名古屋。勝たねばならぬ相手である。この試合のあとは、

鹿島(カシマ)

広島(日産)

甲府(ニッパ球)

鳥栖(ベアスタ)

甲府以外では上位との難しい対戦が続く。ここに勢いをつけて臨みたい。いや、勢いをつけてさらにこれらを突破すれば10月の中頃にはいい順位につけている可能性は高い。

柏戦の衝撃から、リーグの連勝中という事実が色褪せているのは損な話だ。ATの俊輔CKから下平の今季初ゴールで仙台を降してからたった2週間。

なのに差別問題の余韻や、ナビスコ杯敗退のショックばかりが記憶に新しい。いやいや、一人新戦力が現れたではないか。

闘莉王の身体能力に引けをとらない数少ない日本人フォワード。昨季にマルキーニョスの退団が決まってから、核になれるフォワードの補強候補として、俊輔や栗原ら主力選手が揃って名前をあげたという、矢島卓郎

遅れて来た、あまりにも遅れて来た大砲だ。

ラフィーニャ、兵藤、中町はまだ出場しない。喜田はアジア大会へ。俊輔と学はどうにか復帰の見込みだ。健康な矢島はスゴイと、ずっと言われてきた。その矢島に仕事をしてもらおう。

もう一人、注目したいのが下平匠。右サイドの小林祐三藤本淳吾ラインにはダニウソンがつくということから、鍵を握るのは左サイドと予想。

前回の名古屋戦ではドゥトラが先発し、下平は欠場だった。偉大な前任者のあとを受けて、徐々に彼の持ち味を出せていると思う。帰陣時の軽い対応はもっと減らして欲しいが、随分攻撃参加が増えてきた。非凡なものを感じる。むこう10年、マリノスの左サイドを任せられる存在に成長して欲しい。

差別事件以来、初めての日産でのゲームで、スタンドの雰囲気も少しずつ過度な緊張が解けてきただろうか。優勝争い時のような動員は期待できないからこそ、声を一つにして選手を後押ししたいものだ。個人的にはリーグの柏戦に欠席したので、春の鳥栖戦以来の日産。ホームなのに久々過ぎてなんだかドキドキする。

負けたら終わりのトーナメント戦。でも勝ち続けたら、わからない。まずは目の前に一戦必勝。目指してるのは勝ち点差2につけている5位の座なんかではないのだから。

そして、フロントや監督の責任を問う声が喧しいが、そんなのはすべてが終わってからで良い。

<br>

皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。

[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)