【保存版】中村俊輔がシャーレを掲げる

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それでも、前を向く〜ナビ準々決勝・柏戦 1-3

1週間で同じ相手に二度、同じようなやられ方をするのは確かに堪える。

常磐道でハンドルを握る、疲れとやるせなさは予想以上に大きかった。

2014 ヤマザキナビスコカップ

柏 3 - 1 横浜FM (19:03/柏)

得点者:23' 中澤佑二、31' 工藤壮人、64' レアンドロ、82' エドゥアルド

天気:曇、弱風、気温 20.9℃、湿度 87%

芝状況:全面良芝、水含み

入場者数:8,087人

主審:東城 穣

副審:中野 卓、三原 純

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中澤佑二の渾身のヘッドがネットを揺らした瞬間には、期待しなかったわけじゃない。

だが、そんな期待を膨らませる前に柏は試合巧者であり過ぎた。1−0の時間帯をもう少し保持できなかった。あれが限界だったのだろうか。

いや、巧さにやられたのではなく、強さにやられたと、今は思う。普段リーグ戦で出場機会の少ない選手たちが多く選ばれたが、それぞれ持ち味を出していた。それらは、柏の選手たちを驚かせ、怯えさせるには至らなかっただけだ。普通にやったら、普通に柏が勝った。そんな感想をいだく。

矢島、奈良輪、ファビオ、喜田。もっとできた気もしてしまう。落ち着けば枠を捉えたかもしれないシュートもあった。中盤で奪ったボールをみすみす相手に渡してしまうことも少なくなかった。いかんせん、メンバーが違いすぎる。それは言い訳で言っているのではない。ただこのやり方で勝つならば、玉砕覚悟の狂ったような入りが必要だった。

前半の途中までこそペースを握ったものの、でも常識の範疇で戦い方では柏の肝を冷やすには至らなかった。リードされてからの藤田、富澤、齋藤学の投入に果たしてどれほどの意味があったか。結局3失点で、2戦合計2ー5。ちなみに、準々決勝4試合で、2連敗したのはマリノスだけである。

小林祐三が言うように、ただ、トーナメントがこれで終わったのだ。

天皇杯に続けての早期敗退だ。そしてリーグ戦だけが残る。12試合を残して10位。優勝あるいはACL圏内も生半可なことでは届かない。

それでも、前を向く。下を向く必要はない。悔恨と反省はリーグ戦が終わってからで良い。

次は、ホームでの名古屋戦が13日にはやってくる。齋藤学はスタメンで帰ってくるか。ラフィーニャは、俊輔は、兵藤は。

全治4週間と診断された中町はいつ癒える。勇蔵も出場停止が明ける。

最終兵器、矢島は今後フィジカル勝負の場面で使いたくなる期待を抱かせた。

奈良輪はバックでも、ハーフでも、出場機会が増える予感がある。

三門、富澤もスタメン復帰を狙ってくるだろう。

もう柏戦の連敗にすっかり陰が隠れてしまったが、リーグは3連勝中だ。

上記の役者が揃えば、不甲斐ない試合にはならないだろう。

リーグ戦だけを全力で戦おう。

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