引き分け、敗戦はもちろん、1-0の勝利でも敗退。
水曜日のホームでの初戦を落とした1-2で落としたマリノスが、逆転で準決勝進出となるのか。
2点差以上の勝ちか、1点差勝利でも3-2や4-3ならマリノスに軍配が上がる。なお2-1の場合は、15分ハーフの延長戦突入となる。
アウェイ。それも柏、日立台。
さらに出場メンバーはACLメルボルン戦以来の主力メンバー大幅入れ替え。昨年、このスタジアムで受けた屈辱、4点差負けはまだ記憶から消えない。
あの去年の試合で、期待を受けて先発したにもかかわらず、低調なパフォーマンスに終わったのが端戸仁だった。緩いプレーでボールロストし、前半終了間際に決定的な3失点目、その起点になってしまった。
その端戸に、今宵期待したいのだが。俊輔も、齋藤学も、ラフィーニャも、兵藤慎剛も、中町公祐もいないのに。某紙の予想スタメンには、伊藤翔と矢島卓郎の文字が。…本当に?藤田でも、端戸でもなく矢島?? ボランチの予想にも、三門ではなく喜田。…本当に?
メンバー選考に四の五の言っても仕方ないだろう。どんな形であっても、得点をあげないといけない。
だが相手は試合巧者。最低で2点が必要なマリノスが、前に出てくるときを狙っている。
先制点を、それも早い時間帯に欲しい。ならば、攻めだるまか。「常識的な範囲」で攻撃的にいくのは相手の思う壷ではないか? 0−0の時間が長く続いて、こちらが焦れるのを相手はきっと待っている。だったら、最初に猛攻、どさくさに紛れて先制点、しかないだろう。1−0でのにらみ合いなら、心理的なゆとりがなくなって、柏だって嫌になる。
受けに回ってくれないかな。相手はマリノスだし、大丈夫だろって油断してくれないかな。それは難しいかもしれないが、「最初の10分で勝敗は決まる」という覚悟でいけば、何かが起こるかもしれない。
たかがナビスコ準々決勝。されど、ケガや出場停止で出番がまわってくる選手には、今後を占う重要な90分。モチベーションはマックスだろう。
もうこれぐらいグチャグチャなメンバー、展開になったほうが、6年ぶりの日立台での勝利にはかえって好都合? 意地を見せてやろうじゃないか。
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