2014 ヤマザキナビスコカップ準々決勝 横浜FM 1 - 2 柏 (19:30/ニッパ球)
得点者:63' レアンドロ、65' 中町公祐、74' 工藤壮人
天気:晴、中風、気温 23.9℃、湿度 65%
芝状況:全面良芝、乾燥
入場者数:6,237人
主審:飯田 淳平
副審:越智 新次、作本 貴典
なんとか、1-2で凌いで、第2戦に望みをつないだ。と言っていいのだろうか。
栗原勇蔵が2枚目の警告を受けて退場した、残り15分。ここで3点目を奪われていたら、去年の0-4とほぼ同じ絶望的なスコアになるところだった。やはり、どうにかそれを凌いだと言えるだろう。
レアンドロ、早くて嫌。工藤、高山、愚直に裏を狙い、1対1で勝負をかけ続ける。ディフェンスの間へのスルーパスをスコスコ決められてしまう。決定機の数からすると、1-2のスコアはまずまず妥当だろうか。
ミスのない試合などない、という考え方からすると、2失点につながるミスはある程度計算するしかない。集中力を欠いたわけではない。あれが柏の狙いだったのだから。
中村俊輔がハーフタイムで三門に交代、一時は同点に追いつくゴールを奪った中町までも72分に奈良輪と交代。そして勇蔵退場を受けて、直前まで準備していた藤田投入を諦め、ファビオを入れる。(outは、これまた満身創痍の兵藤)
全てアクシデント絡みの交代。ラフィーニャと齋藤学がいない中で、さらに俊輔と中町を失っては、もうさばく人も貯める人もいない。
柏がプラン通りだったのは、フルタイムを11人で戦い切ったことからも分かる。
その中町は腓骨骨折で1ヶ月の離脱。俊輔の股関節痛も、もし治療に専念したら1ヶ月の離脱になると報知は伝えている。
さらに栗原が出場停止になる。1枚目の警告は、主審の判定に不服があってスローインのボールを地面に叩きつけてのもの。これが結果的に退場に繋がったことを考えても許さらるものではない。
だが再三に渡って、特に序盤でボールアウトした際に判定を間違えたのは主審だ。線審の指摘で、判定を改めることもあったが、お粗末なレベル。あのレベルに腹を立てた勇蔵の気持ちも分からなくはないが、逆に言えばあのレベルのジャッジにお付き合いしてはだめだ。うまくゲームに入れない審判というのも、いるのだ。
厳しくなった。
どんな展開なら、日立台で2点以上奪って勝利できるだろう。それはなかなかハードルが高い。柏は圧倒的な勝率と自信を持ってホームで待ち構える。
健康な選手で戦い方を考えるしかない。
残された希望は、そのラフィーニャと齋藤学の戦線復帰がなるのかに尽きる。多少、無理を伴うかもしれないが、時間限定での出場による戦略の制限や、再度怪我が悪化するリスクをどう見るのか。
だが、この日のように、悪いことばかりが重なるとは限らない。俊輔、中町の代わりに藤本淳吾には重く期待がのしかかる。この日、かなり低調でリズムを作れなかったが、もう淳吾しかゲームを作れない、と追い込まれたときどうなるか。
プラスの部分に期待するしかない。
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