2014 J1リーグ戦 第17節
名古屋 1 - 1 横浜FM (瑞穂陸)
<br>
天気:晴、弱風、気温 27.8℃、湿度 48%
状況:全面良芝、乾燥
入場者数:16,261人
主審:岡部 拓人
副審:中井 恒、宮部 範久
<br>
大阪出張に向かう新幹線のぞみ、名古屋駅でぶらり途中下車の旅。珍しく単身での観戦だが、名古屋市営地下鉄にもマリサポさんの姿があふれる。
<br>
ひとりぼっちアウェイ参戦も初なら瑞穂陸上競技場も初体験である。マリノスサポもホームサポも、指定席も自由席も、出入り口は一緒。
<br>
闘莉王がベンチ外で、永井謙佑はベンチ。彼が投入される前に決着をつけたいところだった。
<br>
試合をアグレッシブに支配するマリノスが前半からチャンスを多く作り、中村俊輔の今季2点目。学のマイナスボールで俊輔はフリー。これを右足で蹴り込む。3試合続けて相手に先制を許していたマリノスが幸先よい先制点。
<br>
なのに、途中交代で出てきた田鍋という選手のダッシュで、現役ラストマッチのドゥトラを振り切って、コーナーキックを得ると、レドミ→矢野?の頭で流して→永井の頭がフリーで押し込む。残り10分を切ってからの同点を許す。やれやれ。
<br>
なんだか名古屋の方は、追いついて御の字という雰囲気で、最後にファビオと藤田を投入するもタイムアップ。
<br>
気がつけばまたドロー。なんだか中位が居心地が良くなってしまったかのような。眠ってるわけではないが、バリバリ起きてるわけでもない。着々と試合数は消化され、ああ、こうやってシーズンって終わるんだっけ。
<br>
ラフィーニャは、この日は伊藤の代わりに2点目を取るための切り札として投入された。
<br>
だが大方の予想通り、1トップでは機能せず。根っこのところではラフィーニャの投入以降の攻撃のリズムが悪くなったのは事実なんだよなあ。
<br>
そして、終了間際の藤田とファビオ投入(中町と兵藤を下げた)。彼らは何も悪くないけど、さすがに元気がなくなる交代策だ。いや、もちろん現場では最後まで声を張り上げましたよ。けど、得点の匂いはラフィーニャ投入以降、薄かったなあ。
<br>
小椋、今日もすごかった。特に前半の信じられないほど正確な小林祐三へのフィードとか。
で、少しずつあのファンタスティックなプレーに我々が慣れ始めてるかもしれません、どよめきの質が変わってきた気が。「うわあナイススライディング!だけどリスクあるよ、ある意味危ないよぉ」だったのが、「えぇ、小椋ってあんなパスも出せるの?えぇ、あんな高い位置で…シュートだ!」となり、うん今の小椋ならあのボール狩るよな。とか、今の小椋ならそのパスコース見えてるよな、とか。
<br>
小椋祥平、なんか確変モード。「しつこい守備が持ち味」とかケチなこと言いません。総合力で勝負するセントラルMF? ピッチで一番目立ってる。
<br>
俊輔の動きもだいぶキレキレにきれてきた。伊藤翔もよく働いている。学の守備での貢献も無視はできない。
<br>
なのに。それなのに。3連続ドロー。
<br>
大阪に向かう路は、あまりにも重苦しくなってしまった。
<br>
セレッソ、神戸、名古屋といずれも好調とは言えない相手を予想通り内容で上回り、仲良く3引き分け。ああ並み。並みである。今のマリノスは極めて並みである。
<br>
中断期間明け、いよいよ反撃のはずが停滞。しかも内容がある程度伴ってるだけに余計に悔し。反攻にまんまと成功したのは次節に戦うガンバのようなことを言う。バリバリ降格圏にいたはずなのに、なんと順位で上回られてしまった!
<br>
まずは連敗に等しいいまの連続引き分けを勝利で止めて欲しい。
<br>
そしてドゥトラは引退してる場合じゃない。どうか辞めるのを止めてほしい。ひとまずはありがとうと言っておくが、出国までに翻意してほしいのだけれど。ただやり切った男の顔をしていたなあ。本当にお疲れ様でした。
<br>
ドゥトラがいない日々は、現状とても不安だけど前を向いていこう。半年後にいい報告ができるように。
<br>
皆様の1クリックが更新の大きな励みになっています。ぜひよろしくお願いいたします。
[{{image:520275,small}}](http://soccer.blogmura.com/f-marinos)